レゴ(R)アイデアプラットフォームに投稿された「レイクハウス(Lake House)」が10,000票の支持を獲得し、2025年第2回レビューへの進出を果たした。製作者のP.D.G氏にとって、レビュー進出は今回で3度目となる。
レゴ(R)アイデアは、ファンが制作したオリジナル作品の中から製品化候補を選ぶレゴ(R)グループの企画。1万票を獲得した作品は専門チームによる審査を受け、通過すれば2026年から2027年にかけて正式なレゴ(R)セットとして市場に投入される。
レイクハウス
湖畔の山小屋をテーマにした「レイクハウス」の全景。温室、柳、赤いピックアップトラック、豊かな自然環境まで精密に再現されている。赤いピックアップトラックは、2021年に発売されたレゴ(R)セット「ピックアップトラック(10290)」がモデル。
自然豊かな庭園エリアでは、住人がくつろぐ様子が細部まで表現されている。この黒い箱は「ピックアップトラック(10290)」の箱で間違いない。地面の下にはウサギの巣穴も見える。
屋根や壁が開く構造により、建物内部へのアクセスが容易で、遊びやすさを重視した設計となっている。
室内には家具や生活用品が配置され、温かな家庭の雰囲気が演出されている。
製品化される可能性はどのぐらい?
商品化への道のりは決して平坦ではない。レイクハウスをコンセプトとした作品は、2024年第3回レビューでも別の製作者による作品がエントリーしていたが、結果は不合格に終わった。一方で、同じアウトドア系カテゴリーの「キャンプトリップ」が継続審査のパーキングロッド入りを果たしている。
過去の実績を見ると、継続審査に残った作品の商品化率は極めて高い。このため、アウトドアコンセプトの新作投入はしばらく見送られる可能性がある。ただし、アウトドア関連の作品は根強い人気を誇るカテゴリーでもあり、審査通過への期待は大きい。
仮に今回のレビューで不合格となった場合でも、ファン作品のクラウドファンディング商品化を手がけるブリックリンク・デザイナー・プログラムでの実現という選択肢も残されており、P.D.G氏の力作が日の目を見る可能性は十分にある。
2025年第2回レビュー進出作品まとめページ
2025年第2回レビューに進出した作品は審査に通過すると、2026年~2027年のレゴ(R)アイデア新商品として発売される予定。
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