生産数大幅増！レゴ(R)アイデア不合格作品キット化企画の今後について発表：ブリックリンク・デザイナー・プログラム(2021)

レゴ(R)アイデア製品化レビューで不合格になった作品をブリックリンクからキット化してユーザーが購入できるようにするプロジェクト『ブリックリンク・デザイナー・プログラム(Bricklink Designer Program)』のクラウドファンディングが2021年7月1日(木)に実施さた。

クラウドファンディングにエントリーした7作品のうち最初に5,000オーダーに到達した5作品がキット化することになっていたが予想外の人気のため短時間で締め切り。

購入したくてもできなかった人が続出！

さらに一人当たり5個までオーダーできたので、購入者には転売屋も多くその日のうちに海外最大手オークションサイトのebayに大量出品された。

その結果購入希望のレゴ(R)ファンから救済策実施を求める声が多く上がった。

ユーザーの要望を受けてブリックリンクが、今回のクラウドファンディングの追加処置と、今後のデザイナー・プログラムの運営方法について回答。

最も人気があった『森の城(Castle in the Forest)』はシステムの不具合で1万キットを受注。

予定数の倍だが注文を受けた1万オーダー分を生産。

森の城以外に今回のクラウドファンディングでキット化が決定したカカポ(鳥)、漁船、金庫、飛行機追跡の4作品も8月3日(火)から合計1万オーダーの追加注文を受ける。

生産数が2倍になるため出荷予定時期が当初の2022年1月から2022年6月に延期。

今回設定された各作品5,000オーダーという数値は2019年に実施されたAFOLデザイナープログラムの数値に基づいて設定された。

2019年は全作品が予定数に達したわけではなかったので、今回の数値は若干見込みが甘かった。

今回のクラウドファンディングでは一人当たりの注文制限が5個だったが、転売屋対策のために次回以降は注文可能数を一人ひとつに制限する予定。

2021年7月1日(木)のクラウドファンディング開始と同時にアクセス数が急増。その結果サーバーがつながりにくくなり購入できなかったユーザーが続出。次回以降は何かしらの形でサーバー対策を講じる可能性あり。

製品が配送されるのはレゴ(R)公式ショップが営業中の国に限定される。

当プログラム発表時点ではレゴ(R)公式ショップは日本ではオープンしていなかったが、2021年6月1日から営業が始まったので今後配送対象国に追加される可能性あり。

ブリックリンクはLEGOグループのパーツ売買サイトだが、あまりなじみがない人はスタッズの説明記事を参照いただきたい。

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