レゴ(R)ビルダーで最も先進的で独特の作品を生み出すレゴ(R)マスタービルダーであるネイサン・サワヤ氏の作品群。最も有名なのは胸を開く黄色い胸像だろう。子供にインスピレーションを与えるこれ以上の作品はないのではなかろうか。
サワヤ氏はニューヨークの法律事務所ウィンストン＆ストローンにて弁護士として2004年まで勤務した後仕事を辞めレゴ(R)アーティストになる。
約半年レゴ(R)で仕事をしたが退職しニューヨークにアートスタジオを設立。プロの芸術家となったサワヤ氏はLEGOグループとの雇用関係がなくなったが、レゴ(R)からレゴ(R)サーティファイドプロフェッショナルに認定される。レゴ(R)マスタービルダーとレゴ(R)サーティファイドプロフェッショナルの両方に認定されているのはサワヤ氏ただ一人である。
レゴ(R)サーティファイドプロフェッショナルというのは、LEGOグループの従業員ではないが一流の技術を持ちフルタイムもしくはパートタイムでレゴ(R)を仕事としている人物に与えられる称号である。レゴ(R)マスタービルダーはLEGOグループ員でないとなれないが、サーティファイドプロフェッショナルになら技術と情熱があればなれる可能性がある。
サワヤ氏の作品は曲線の表現が人間離れしていると思う。レゴ(R)には生物系セットは極端に少なく、あっても恐竜や怪獣などの架空の生き物が多い。大型セットで動物や植物など生物をテーマにした作品を大人向けに発売すれば売れるような気がする。ピース数が少ないとカーブの再現が難しくなるが、サワヤ氏の作品のミニチュア版などがあればぜひほしい。
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