フォーマ以前にもあった紙とレゴ(R)ブロックの合体製品
2018年9月末に発表された大人向けの新しいシリーズ「レゴ(R) フォーマ(LEGO FORMA)」だが第一弾は鯉がモデル。
外皮部分のスキンパーツと、テクニックパーツでできた可動式の骨組みで構成されている。
レゴ(R)でシート系パーツと言えば船の帆やマント、スカートなどが一般的だが、これまでも紙とブロックを合わせた製品があった。
2009年11月に日本で発売された無印とのコラボ製品「紙と遊ぶレゴ(R)ブロック」シリーズである。
紙と遊ぶレゴ(R)ブロックシリーズとはどんな物?
同シリーズは第一弾が四種類発売され、廃止になるまで15セットほどが発売された。
最初の基本セットにはブロック200ピースと紙10枚が同梱されて価格は2900円。紙は予め穴の開いた紙と穴のない紙の二種類が入っていた。
紙にスタッドサイズの穴を開けたり切り取ったりして、ブロックと組み合わせてオリジナル作品を作って楽しむ子供向け製品。
ただし紙にレゴ(R)スタッド用の穴を開けるには別売りのレゴ(R)ブロック穴パンチを買う必要があった。穴パンチは定価1200円とやや割高だったが当時は品薄で入手困難だった。
フォーマも楽しそう
フォーマもシートとレゴ(R)パーツを組み合わせた製品だが、ブロックではなくテクニックパーツなので完全に大人向け製品。
でも紙と遊ぶシリーズでも動物を作って楽しむ子供も多かったようだから、ターゲット層は違えどフォーマも似た系統の製品だと言えるかも。
フォーマは試験プロジェクトなので正式なシリーズになるかどうかすらまだわからないが、第一弾を見る限りこれまでのレゴ(R)とは異なるユニークなコンセプトなのでぜひ他の製品も見てみたい。
それにしても日本とレゴ(R)は意外とつながりが深い。アイデアは元々クーソーという日本発の企画だしニンジャゴーは忍者だし。フォーマは鯉だし。
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