9446 レゴ(R) 飛行戦艦ニンジャゴー

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過去なのか未来なのかもうわけがわからないカオスな異次元ぶりを発揮しているニンジャゴーシリーズの2012年第一弾メインセットともいえるのがこのセット。

ミニフィグ

ミニフィグは全部で6体。忍者軍がウー先生、剣道ゼン、剣道ジェイの3体。ウー先生は他のセットに付属しているのと同じく白ひげをたくわえて笠をかぶっている。剣道ゼンとジェイは忍者服に剣道の防具の胴と面。袴がないので日本人目線で見ると若干滑稽だがパーツとしてはおもしろい。

敵役がガーマドン、コブラ型ソルジャースリスラ、スケールズ。ガーマドンはミニフィグの胴体を二つ重ねて腕が4本。巨大虫のようなルックスで悪役感はかなりでている。兜とよろいも戦う雰囲気が出ていてかっこいい。

蛇ソルジャーはブーメランのような大きなゴールド剣がアクセント。もう1体の蛇ミニフィグは下半身が足ではなく蛇の尻尾。しかしこの尻尾は大きくて迫力がある。コブラミニフィグは両方とも頭部の造形が見事で色も深い紺色でなかなか高級感がある。

蛇の塔

ワンポイントアクセサリとしてトーテムポールのような蛇の塔が付属している。てっぺんには若干可動式の蛇の頭を取り付け土台にはロッドを立てるが、なにかの守り神的な厳かなルックス。ファラオクエストに出てきそう。

この塔には特に仕掛けはないが新しいレンガブロックが導入されているのに注目。フォレストポリスで初めて導入された(と思うが)溝が掘られたレンガブロック。今後はあらゆるセットに登場すること間違いなし。

派手で迫力のある戦艦

この戦艦は通常形態から飛行形態に変形可能な可変式。その他仕掛けもたくさんあって遊べる度はかなり高い。通常の帆船をベースにしているが、より強そうでスピード感あふれる雰囲気が漂うデザイン。船首には大きな赤い龍の彫刻が取り付けられている。この龍の口は動く。

この戦艦はインペリアル・フラッグシップやアン王女の復讐号などのように、昔の帆船をベースになるべく忠実なデザインをしている製品ではないので、お決まりの豪華な船長室がない。海賊船ではなくあくまでも異次元の戦艦。

飛行形態へチェンジ!

飛行形態と通常形態とは大きな変化がある。まずマストに取り付けられた大きな帆が開く。マストの付け根についているレバーを動かすと閉じられたマストが一気にガバっと開く。それから船体後部に突き出た赤い角をぐるっと回転させると噴射口が下に向き飛行モードに変形。

可動部分・隠し倉庫

この船にはいかりがついているがこれは龍の頭の後ろについている円柱形部品をまわすと伸縮が可能。その円柱部品とマストの間には荷物置き場があり、茶色い扉を両側から開けることができる。甲板中央両脇に取り付けられた三角部品はヒンジオープンで中を開けると短剣が取り出せる仕組み。後ろの操舵席の屋根は前方向にガバっとヒンジオープン。

操舵席の前には回転式大砲が1門取り付けられる。これはインペリアルフラッグシップやアン王女の復讐号などの、帆船系製品と同じ大砲。さらにその下には隠し倉庫がある。

感想まとめ

いろいろ仕掛けもありミニフィグも6体付属しているので子供が遊ぶことを考慮した優秀なセット。他にニンジャゴーセットを持ってなくてもこのセットがあればかなり楽しめる。

ただし帆船としての造形美を楽しみたいのであれば、インペリアル・フラッグシップかアン王女の復讐号がおすすめ。

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