みんなのレゴ(R)作品紹介コーナー
記念すべき第1弾は最高クオリティのミニフィグ写真を多数発表している『レゴ(R)エニ』さんの作品を紹介させていただきたい。
海外で撮影した写真も多くレゴ(R)写真愛好家ならレゴ(R)エニさんを知らない人はいないだろう。
今回は作品に関する説明や撮影の際の心構え、レゴ(R)やミニフィグ写真撮影を楽しむ人へのアドバイスなどをレゴ(R)エニさんご本人に書いていただいた。
言うまでもないが本記事の写真と文章はレゴ(R)エニさんの承諾を得て掲載している。企画参加を快諾していただいたレゴ(R)エニさんには本当に感謝したい。
それではレゴ(R)エニさんの作品をご堪能あれ!
レゴ(R)を使った作品のジャンル
レゴ(R)のミニフィグを使った写真を撮っています。
人間が外出している時もミニフィグは家にいることが多いと思うので、僕は彼らを外に連れ出して、外の世界と一緒に撮影することをテーマにしています。
作品作りでこだわっていること
撮影に使うレゴ(R)のミニフィグと背景の景色との関係性です。
ミニフィグが僕らと同じ世界を生きているように見えるように、各ミニフィグに合った場所で撮影することを心がけています。
ドラゴンマスター
1993年に発売されたお城シリーズのドラゴンマスターをマチュピチュで撮影しました。
ドラゴンマスターは「敵か味方かわからない魔法使い」という少し謎めいて設定をされていた記憶があります。
一方で空中都市と言われるマチュピチュもどのように作られたか、どのような生活がされていたのかわかっていません。
そこで、もしかしたらお城の騎士たちに知られることなくドラゴンマスターのような魔法使いが住んでいて、高度な魔法文明が発展していたのかも、、、というストーリーで撮りました。
森の人
同じく昔のお城シリーズから「森の人」を使った写真です。
森の人は当時のお城シリーズでも少し変わった立ち位置で、騎士団同士の戦いとから少し距離を置いて森の中で暮らしているという設定だったと思います。
カタログでは騎士たちとの戦いのシーンが掲載されることが多かったのですが、普段は深い森の中で弓矢の的あてで遊んだり、平和な生活をしていたような気がします。
そんなシーンを木漏れ日の下で撮影しました。
帆船
こちらは、2020年発売された「赤ひげ船長の海賊島」のダークシャーク号を使った写真です。一緒に写っているのは1989年発売のシーフォーク号。
古いブロックも今のセットに混ぜても一緒に遊べるのがレゴ(R)の素晴らしい点だと思っています。
僕のSNSのフォロワーさんにはレゴ(R)に馴染みのない方もいるので、30年近く発売時期の異なるセットを並べて、レゴ(R)に時代に左右されない魅力が伝わればと思いました。
アラジン
こちらは鳥取砂丘で撮影しました。
鳥取砂丘は最大高低差が90mもある砂の地形と、そこから広がる海岸線が独自の風景を作り出しています。この場所ではディズニー映画「アラジン」のミニフィグを使っています。
映画のテーマ曲である「A Whole new world」を意識して、夕焼け時に新しい世界に飛び出す二人をイメージしました。
Japan Brick Fest
2019年のJapan Brick Festに参加した時に撮影した写真です。
日本だけでなく世界中から集まったレゴ(R)ビルダーの方々の様々な作品が展示されていて、本当に楽しいイベントでした。
イベントの旗を背景に入れて、そこに向かって様々なミニフィグたちを楽しそうにならべることで、「レゴ(R)が好き」という参加者共通の気持ちと、参加者の多様性を表現してみました。
2020年はコロナの影響でイベントが中止になってしまいましたが、来年は開催されることを願っています。
好きなレゴ(R)ビルダー
僕は自分の納得する作品をブロックで組み立てて作り上げることができないので、レゴ(R)のビルダーさんのことをとても尊敬していますし憧れています。
どの作品も見ていて楽しいのですが、でんのすけさんや、mizukiさん、イクセリョウジさんの作品が好きです。
それからレゴ(R)ビルダーなのかわかりませんが、インスタグラムで活動されている海外のarchiteclegoさんの作品が好きです。作りこみだけでなく写真のクオリティが高く圧巻です。
入門者へのアドバイス
ミニフィグ写真をされている方へのアドバイスはとても恐縮です。
私は風景や建築が好きなので、その魅力を伝えたいという気持があり、一方でレゴ(R)の玩具としての時代を超えた素晴らしさや、ミニフィグの可愛らしさを共感しあいたいという気持ちがありました。
この二つの気持ちの組み合わせで、ミニフィグが出掛けた写真を撮っています。
きっとそれぞれの方にレゴ(R)やミニフィグに対する様々な思いがあると思いますから、その気持ちをどう組み合わせて表現するが大切だと思います。
「組み合わせて表現する」というプロセスはレゴ(R)と同じで、きっと皆さん得意でしょうから、すぐに素敵な写真も撮れるようになると思います。
それから、世界ではレゴ(R)・フォトグラファーというのは日本より認知されていて、私とは比べものにならないくらい素晴らしい方々がたくさんいらっしゃいます。
ぜひインスタグラムでlego picuture等のタグ検索してみてください!
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