レゴ(R)ブロックファンの作品を製品化するプロジェクト「レゴ(R)アイデア」のレビュー(審査)へ「イタリアのリヴィエラ」が進出決定。審査に合格すると2025年から2026年にかけてレゴ(R)アイデアの新作として発売されることになる。
イタリアのリヴィエラ
1万サポート獲得で2024年第2回LEGOアイデア製品化レビューに進出確定。ITALIAN RIVIERA：LEGO IDEAS公式
イタリアの海岸沿いをイメージした建物の作品。石畳がヨーロッパ風で臨場感があり、ぜひ一度歩いてみたいおしゃれな歩道である。
赤瓦は地中海沿岸の建物で多く使われている屋根の素材。現地の材料で作った素焼き(テラコッタ)の瓦で、透水性があり雨の少ない地域に向いている。
リヴィエラってどんな場所？
「リヴィエラ(riviera)」とはイタリア語で海岸や湖岸を意味すると同時に、フランス南東部トゥーロン付近からイタリア北西部のラ・スペーツィアまでのリゾート地として有名な地中海沿岸地方を指す言葉でもある。
作者が主に参考にしたのは、その中でも特に有名な「チンクェ・テッレ」というエリア。チンクエ・テッレ(Cinque Terre)はイタリア語で「五つの土地」を意味し、北西部リグーリア海岸にある5つの村を指す。
ピンクの建物に干してある洗濯物はルパン三世に出てきそうな風景だ。バイクはもちろんベスパだろう。
青い建物にはブドウが実っている。イタリアではこのような場所でブドウを栽培するのが普通なのだろうか。ボート用のスロープもある。隣のベランダには柑橘類の木も植えてある。
一番大きい真ん中の建物の中は調理場、ピザ窯、リビング、寝室が作られている。
1界の調理場の棚には調味料がたくさん並んでおり、鍋ではイタリアらしくパスタを茹でているところ。このパーツをパスタに見立てるのがユニーク！
製品化される可能性はどのぐらい？
作者のLEGOParadise氏は動く作品を中心に公開しており本作で4度目のレビュー進出。
チンクェ・テッレをモデルにしたイタリアのリヴィエラは、結果発表されたばかりの2023年第3回レビューで別の作者の作品の製品化が決定したので、本作が審査に通過する可能性は残念ながらゼロだと言える。
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版権以外の建物やローカルネタは以前はレゴ(R)アイデアでは審査通過が難しいカテゴリーだったが最近は採用されるようになってきているので、本作もタイミングがよければ十分にチャンスはあったはず。
2024年第2回レビュー進出作品まとめページ
2024年第2回レビューに進出した作品は審査に通過すると、2025年～2026年のレゴ(R)アイデア新商品として発売される予定。
当ページで紹介したデザイン案以外も含めたレビュー進出デザインをまとめてチェック！
2024/9/4追記：候補作品発表レゴ(R)アイデア公式ブログで2024年第2回レビューのエントリー締め切りが発表された。詳しい状況はこちらを参照。[sitecard url=https://stds.jp/lego-ide[…]
レゴ(R)アイデアとは？
レゴ(R)アイデアとはファンデザインを製品化する企画である！
公開したデザインが他のユーザーから1万票の推薦を獲得するとレゴ(R)グループによる製品化レビューにかけられ審査に合格するとレゴ(R)アイデアシリーズから発売となる。
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レゴ(R)アイデアとはファンのデザインを製品化する企画である！レゴ(R)アイデア公式サイト(英語)で世界中のレゴ(R)ファンから製品化したいオリジナルデザインを随時募集中。他のユーザーからの支持票が1万を超えるとレゴ(R[…]
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