レゴ(R)ブロックファンの作品を製品化するプロジェクト「レゴ(R)アイデア」のレビュー(審査)へ「海に浮かぶラッコ」が進出決定。審査に合格すると2025年から2026年にかけてレゴ(R)アイデアの新作として発売される。
海に浮かぶラッコ
1万サポート獲得で2024年第2回LEGOアイデア製品化レビューに進出確定。FLOATING SEA OTTER：LEGO IDEAS公式
かわいい海の動物「ラッコ」が水面に浮かんでいる姿を再現したレゴ(R)ブロック作品。体毛のモフモフ感や体が半分だけ水面から出ている姿がとても立体的で臨場感がある。
手と足、つま先、頭、口が可動式で好きなポーズを取ることができる。
ラッコとは？
ラッコは英語では「Sea Otter(海のカワウソ)」と呼ばれ、アメリカ合衆国西海岸、カナダ、ロシア東部、北海道東部など主に冷たい海域に生息している。
ラッコは(海草の)ケルプの森などで主に貝や甲殻類、ウニなどを食べて暮らしている。海水を飲むことで水分を補うことができるが、これは腎臓が大きく塩分を排出する能力が高いためである。
本作の説明書きにもあるが、ラッコは個体数が少ないにもかかわらず生態系に大きな影響を与えるキーストーン種であり、ラッコが減少するとウニが増えケルプの減少につながったというデータもある。
ラッコが生息する環境も伝えるために水面にはケルプ(海草)や岩場のミニモデルをラッコの周りに配置。ラッコは海中心の生活だが、休息や毛づくろいのために岩場や陸に上がることもある。
製品化される可能性はどのぐらい？
作者のHisBrickMaterials氏は今回2度目のレビュー進出。
水面に浮かんだ愛嬌のあるラッコで、ディスプレイとしてはなかなか良さそう。
ただし動物は、最近はレゴ(R)クリエイターなどで割と積極的に製品化されているので、レゴ(R)アイデアで採用される確率は高くはないかもしれない。
しかしかわいいラッコなので審査通過に期待したい！
ラッコのすべて (廣済堂ベストムック)
三谷曜子 (監修)他
写真と図版でラッコを解説
貝を叩いたり、お腹の上でごはんを食べる姿がかわいいと評判のラッコ。そんなラッコのすべてがわかる一冊。ラッコは現在、日本国内で3頭のみ。飼育下のラッコが減っていく中、近年、北海道東部の霧多布岬では野性ラッコのファミリーの姿が目撃され、ラッコファンがこぞって訪れています。本書ではそんな「ラッコ」の魅力と秘密を可愛らしいたくさんの写真と図版で解説します。
2024年第2回レビュー進出作品まとめページ
2024年第2回レビューに進出した作品は審査に通過すると、2025年～2026年のレゴ(R)アイデア新商品として発売される予定。
当ページで紹介したデザイン案以外も含めたレビュー進出デザインをまとめてチェック！
2024/9/4追記：候補作品発表レゴ(R)アイデア公式ブログで2024年第2回レビューのエントリー締め切りが発表された。詳しい状況はこちらを参照。[sitecard url=https://stds.jp/lego-ide[…]
レゴ(R)アイデアとは？
レゴ(R)アイデアとはファンデザインを製品化する企画である！
公開したデザインが他のユーザーから1万票の推薦を獲得するとレゴ(R)グループによる製品化レビューにかけられ審査に合格するとレゴ(R)アイデアシリーズから発売となる。
詳しく知りたい人はこちら
レゴ(R)アイデアとはファンのデザインを製品化する企画である！レゴ(R)アイデア公式サイト(英語)で世界中のレゴ(R)ファンから製品化したいオリジナルデザインを随時募集中。他のユーザーからの支持票が1万を超えるとレゴ(R[…]
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