パリの地下鉄:乗り遅れるな!
1万サポート獲得で2023年第1回LEGOアイデア製品化レビューに進出確定。THE METROPOLITAN: DON’T MISS YOUR TRAIN!:LEGO IDEAS公式(英語)
パリの地下鉄6号線「パストゥール駅」と車両と地上の風景。カーブがかかったホームの壁が本物っぽい。
電車に遅れそうなので階段を駆け下りる。入口のバーは花の茎パーツ。
余談だが金属の回転バーより日本の電車の改札の方が乗りやすいと思う。
ホームに駆け込む主人公。
間に合わなかった主人公。でもパリならすぐに次の電車が来ると思う。
地上の風景。入口のデザインがアート作品風。
パリ6号線
作者によるとパリメトロ6号線はセーヌ川を地上で2度渡る唯一の路線で、西側の橋を渡る時に見えるエッフェル塔は最高に美しいとのこと。
6号線から見えるエッフェル塔
下のパリメトロ路線図だと左側がエッフェル塔が見える橋で、右側が本作のモデルになったパストゥール駅の位置。
ゴムタイヤで走る地下鉄
パリメトロ6号線はゴムのタイヤで走る路線なので、本作でもそのタイヤとゴムタイヤ用の線路「案内軌条」を再現している。
ゴムタイヤの地下鉄とは
今回調べて初めて知ったが世界のいくつかの都市でゴムタイヤで走る地下鉄が採用されている。
案内軌条式鉄道と呼ばれる方式でパリメトロはその先駆け。国内では札幌の地下鉄で採用されているが若干方式が違うらしい。
ゴムタイヤが採用される理由
Wikipediaによるとゴムタイヤには以下の利点がある。
- スムーズな乗り心地。
- 加速が良い。
- 制動距離が短くて済み、運行密度を高められる。
- 登坂能力に優れている。
- 騒音が少ない。
ただし、耐荷重が小さい、天候の影響を受けやすい、通常の鉄道に比べるとマイナーな方式なので他の路線との乗り入れが困難、などの欠点もある。
製品化可能性は?
デザイナーのLilBilly氏は今回が初のレビュー進出
列車は定期的に製品化レビューに進出する定番カテゴリーだが、これまで合格したのはオリエント急行のみ。
これまで製品化レビューに進出した列車デザインはおそらく全部実在の車両がモデル。ローカルネタはレゴ(R)アイデアでは採用されにくいのでそれも合格率が低い原因のひとつだと思う。
本作はホームの建物も含んだデザインでゴムタイヤという点がユニークなパリの地下鉄。実在の地下鉄を製品化するとしたらパリは有力なのではないだろうか。
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2023年第1回レビュー進出作品まとめページ
当ページで紹介したデザイン案以外も含めたレビュー進出デザインをまとめてチェック!
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