レゴ(R) モンスターファイター 科学者と彼のモンスター 9466

フランケンシュタインを生み出すマッドサイエンティストの研究所と、それを食い止めようとするファイターの自動車のセットです。ピース数はそれほど多くありませんが、レーザー風のライトブロックなど遊べる仕掛けが多めです。

ミニフィグとアクセサリー

ミニフィグは４体付属。ファイター２体、科学者１体、フランケンシュタイン１体。フランケンシュタインはヘアピースが髪の毛ではなく大きい頭部を表現する第二ヘッドピースとなっています。フランケンミニフィグは昔のフランケンミニフィグに比べると印刷がかなり細かくてかっこいい！

科学者はいかにもマッドサイエンティスト風の風貌です。髪の毛は逆立ち、色のついた丸眼鏡をかけ、胴体にはハサミや試験管など科学者らしいアイテムが印刷されています。頭部は両面印刷。アクセサリは薬品入りビーカーでも持たせておきましょう。

ファイターはリーダーのラスボーン博士とスティール少佐。博士は足が機械化しており武器としてフェンシングソードとピストルを所持。スティール少佐はライフルでモンスターを狙います。

その他アクセサリーは夜光ピースのクモ、ネズミ、標本用のドクロ仕様のヘッドピース、顕微鏡やレンチなど。

ファイターの自動車

水色のボディが美しく後ろタイヤは車体に隠されているしゃれたデザイン。見た目はクラシックカーですが、スピード感を現す炎パーツとレーダーと思われる屋根の上のパラボラアンテナが未来っぽいです。さらに運転席の脇にはスライド式のフリックファイヤミサイル１門、屋根の上には折りたたみ収納式の２門のミサイルが取り付けられています。これだけあれば研究所を木っ端微塵にできるかもしれませんね。

研究所：レーザーがかっこいい！

フランケン製造装置があるメイン装置がおもしろい。まずはフランケンのベッドが横にあるツマミをまわすと前後に移動が可能。

そしてなんといってもレーザー照射装置がいい！これは塔裏側のツマミを回すとライトブロックが光り、ベッドに横たわるフランケンに向かって怪しい光を照射する仕掛けです。この光を浴びると命が宿る！とかそういう装置か、もしくはレーザーメスとかなのか、夢が膨らみます。ここのデザインとても好きです。

ちなみに塔の上にはムーンストーンが置かれていますが、ライトのスイッチを回すとレーザーが光るとともにこのムーンストーンも一緒にグルグル動く仕組み。レーザーのエネルギー源はこのムーンストーンの宇宙エネルギーなのかもしれませんね。

研究所：作業場所と牢屋

作業スペースには顕微鏡、標本のドクロ、ポーションなどを置きましょう。牢屋は格子の扉がついていますが、裏側に大きな１枚壁パーツがついており、ここから出ている鎖の先を自動車のフックにひっかけることができます。そして車が動くとこの壁がはずれて中で捉えられているラスボーン博士を救出できるのです。

隊員たちの制止を振り切りリーダーなのに最前線に出てきて捕まってしまったラスボーン博士、言わんこっちゃないとばかりに博士を救出する隊員。しかし永遠のライバルマッドサイエンティストとの直接対決は避けられなかったのです！と基地に帰ってから紅茶をすすりながら隊員に言い訳をするやんちゃな博士、というストーリーを想像してしまいました。

感想まとめ

ピース数がそれほど多くないわりには遊べる仕掛けが多い。なんといってもレーザー装置がかっこいいです。ライトブロックを含む製品はこれまでもたくさんありましたが、これまでは純粋に灯りや暖炉などの用途が多かったと思います。こういう用途は初めてかもしれません。自動車もレトロとハイテクが融合した面白いデザインで、フリックファイヤミサイルもついているので飽きずに遊べます。