75954 Hogwarts Great Hall / $99.99
ハリーポッターシリーズの2018夏秋ラインナップ。
最初に発表されたのは75954ホグワーツの大広間。878ピース、ミニフィグ10体、価格は99.99米ドル。このセットはハリーポッターの初期作品がテーマ。
ミニフィグとアクセサリー
生徒のミニフィグは短足子供仕様のハリー・ポッター、ロン・ウィーズリー、ハーマイオニー・グレンジャー、ドラコ・マルフォイ、スーザン・ボーンズ。ハーマイオニーの髪ピースは新パーツでもこもこ感が増して本物に近づいた。
その他のミニフィグはアルバス・ダンブルドア、ミネルバ・マクゴナガル、クィリナス・クィレル、ハグリッド、ほとんど首無しニック。ニックは全体的に薄い色合いが幽霊感を出している。アクセサリーはふくろうのヘドウィグ、ねずみのスキャバーズ、組み立て式のバジリスクとフェニックスなど。マクゴナガルのミニフィグは足よりドレスの方が良かったと思う。
それぞれ新型の魔法の杖を持っているが以前のただの棒の杖と違って握り部分が彫り込んである。ボールジョイント状になっているので前に突き出すポーズも取りやすい。
グレートホール
以前のハリーポッターシリーズは建物の屋根がサンドグリーンだったが2018年シリーズはダークグレーで高級感が増した。
グレートホール内部は細部に凝ったデザイン。フローティングキャンドル、大量の格子窓、ハウスバナー（垂れ幕）、テーブルなど。ろうそくは浮遊感を出すためにアームを動かせる。ハウスバナーは両面ステッカー。
生徒用のテーブルは四つ。しかし生徒は皆足の曲がらない短足ミニフィグなのでイスに座れない。立食パーティである。
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曲がる短足パーツは2018年ハリーポッターミニフィグシリーズでレゴ(R)史上初めて導入されたがこのセットには間に合わなかったようだ。
塔の一階には動く階段がある。映画の中では直線の階段が動いたがこの階段はらせん階段。行き先が変わるのではなく収納されるだけと言うのが適切。
二階はポーションルームで三階は宝箱と組み分け帽子とクモの部屋。組み分け帽子は新しい成型の新パーツ。ミニフィグに帽子を被せるには髪ピースを取る必要がある。
屋根裏にはみぞの鏡。二枚を両面使用で四つの内容（ハリー、ダンブルドア、ロン、クィレル）。
建物の外側を見ると以前のセットでは緑色だった屋根が黒くなっている。塔やグレートホールの屋根は小さいスロープパーツで飾られていて壁にはピラミッドパーツがある。
75953空飛ぶフォード・アングリアの建物と連結可能。
大きさは高さ37cm、幅17cm、奥行き30cm。
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感想まとめ
2018年夏ハリーポッターシリーズでは最多ピースセット。大きさも十分だし外観は迫力がある。ホール部分は広々として内装も細かい。だが塔部分はホールに比べると若干内装が薄め。75953空飛ぶフォード・アングリアセットの方が部屋の内装は細かいと思う。
75953空飛ぶフォード・アングリアとつなげて巨大化できるのでお互いを補完し合って最高のホグワーツ城を作ることができる。
ホグワーツ城はファンによるMOC（独自作品）でものすごく完成度の高い作品が多いが、普通はそんなのは作れないのでこのセットと暴れ柳セットはすべてのハリーポッター好きにおすすめである。