75930 Indoraptor Rampage at Lockwood Estate
2018年夏公開映画ジュラシックワールド/炎の王国シリーズの中ではピース数が最も多いセット。邸宅はシンプルだが高級感がある外観。ミニフィグの選択も良いと思う。
ミニフィグとアクセサリー
ミニフィグはオーウェン・グレイディ、クレア・ディアリング、メイジー・ロックウッド、イーライ・ミルズ、ケン・ウィートリー、グンナー・エヴァソールの六体が付属。恐竜フィグはインドラプトル、ヴェロキラプトル、赤ちゃん恐竜。恐竜フィグはアゴや手足が可動式。
アクセサリーはオークションハンマー、傘、恐竜の卵、赤ちゃん恐竜など。オーウェンのオートバイもある。ユニークな置物としてトリケラトプスの頭蓋骨も付属。
ロックウッド邸(屋敷)
建物外観
古い屋敷といった雰囲気のシンプルな建物。中央の本棟と両脇の小棟で構成されている。木の扉とその前の階段部分はスタッドが目立つのでタイルパーツを使った方が良かったと思う。この建物は角ばっているので真ん中にある丸窓が場違いに見える。映画に忠実なのかもしれないが。
両脇の棟は中央棟にテクニックピンでつながっているので簡単にとりはずしができる。そしてつなげ方を変えて建物の配置のアレンジが可能。しかし元の配置が一番しっくりくる。
屋根には天窓がついているがこれはつまみを引くと崩れ落ちる仕組み。映画のシーンを再現した仕組みなのだろう。
建物内部
内部は外観より凝っている。入り口ホールには花と赤茶の高級感漂う展示ケース。展示ケースの上は廊下だが建物の二階と高さが一致してない。展示ケースの中は恐竜の絵が飾られている。展示ケースも建物からはずして配置の変更が可能。トリケラトプスの頭蓋骨は特に素晴らしい。
二階は研究室でセットの中で最も細かくデザインされている場所。分析器具と赤ちゃん恐竜用の保温器、コンピューター、顕微鏡、卵入りの箱などがある。ただし狭くてミニフィグが立つスペースがほとんどない。ロックウッド邸は全体的に薄すぎる。
三階は両端に部屋があり家具も少しある。左側は事務所らしいが電気スタンドとテーブルと地図と傘があるだけで事務所らしくない。反対の部屋の派手なベッドの方が目を引くがこの部屋にもミニフィグが立つスペースはない。なぜなら建物が薄いから。
ベッドが跳ね上がってその下に子供ミニフィグを横に置けるので、メイジーはベッド下に隠れてインドラプトルから逃れることができる。ただし若干窮屈である。
感想まとめ
ミニフィグは主要人物が選択されていて良いし恐竜も印象的。しかし細部のデザインが不足気味だし大型セットの割には遊べる要素も少ないと思う。
映画まだ見てないからここがどういうシーンかいまいち不明だけど、もう少し破壊要素はなかったのかなと思う。凶暴な恐竜がメインなわりには破壊要素はほぼなし。窓を指で押すと簡単に外れるぐらい。
もう少し建物のサイズを小さくしてでも細部デザインを充実した方が良かったかもしれない。とにかく建物が薄い。だが恐竜フィグが特に良い出来だから良しとしよう。
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