75222 Betrayal at Cloud City
エピソード5/帝国の逆襲がテーマの新製品が公開された。映画後半の舞台で惑星べスピンのクラウド・シティのセット「クラウド・シティ(75222)」。ピース数は2812で価格は349.99ドル。日本国内では2018年10月1日からレゴ(R)ストア・クリックブリックで販売開始。
クラウド・シティは2003年にも一度製品化されているが、今回の方がピース数も増えて完成度は大幅に向上している。異なるシーンをつなげたデザインは75159デス・スターとよく似ている。
ミニフィギュアとアクセサリー
ミニフィグは大量18体とドロイドが付属。
クラウド・シティを訪問した主人公側のキャラ。べスピン仕様のハン・ソロとレイア、ホス仕様のハン・ソロとレイア、ルーク(ダゴバ仕様)、チューバッカ、C-3PO、R2-D2。
クラウド・シティの住人。ランド・カルリジアン、ロボト、アグノート、クラウド・シティガード二体、クラウドカーパイロット二体。
最後は悪役キャラクター。ダース・ベイダー、ボバ・フェット、ストームトルーパー二体、IG-88暗殺ドロイド。
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クラウド・シティ建物
完成モデルは横から見ると映画に出てきたクラウド・シティと同じような形をしている。先端の建物が密集しているところもサイズは小さいがうまく再現されている。
着陸パッドから建物に入った入り口ホールの廊下とダース・ベイダーが待ち構えていたダイニングルーム。ダイニングルームにはイスが5脚。
入り口ホールのオブジェは映画に出てきたのとそっくり。ダイニングルーム入り口右側のグレーの笠パーツはクラウド・シティのミニチュア。
ハンとレイアがミレニアムファルコン修理の間の待機場所として案内された来客用の部屋。映画ではテーブルが透明のガラスだった。観葉植物もある。
C-3POが撃たれてバラバラになった部屋とチューバッカがC-3POのパーツを集めていた廃棄物処理室。焼却炉とベルトコンベアがある。
ハン・ソロが拷問を受けた拷問部屋。映画と同じように拷問台にハンのミニフィグを乗せて前に倒し、顔に拷問器具を当てられるようになっている。
ハン・ソロが冷凍されたカーボン冷凍室とルークとベイダーが戦った橋部分。
カーボン冷凍室ではハンのミニフィグと冷凍されたハンが入れ替わる仕組み。カーボン冷凍室は2016年に単独でも製品化されている。
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スレーブ1とツインポッドクラウドカー
乗り物はボバ・フェットのスレーブ1と、ミレニアムファルコンを誘導していたツインポッドクラウドカー(ストームIVツイン=ポッド・クラウド・カー)。
スレーブ1はボバ・フェットのミニフィグ搭乗ができて、機体底面にはカーボン冷凍ハン・ソロを取り付け可能。スタッドシューター装備。スレーブ1は2015年にUCSでも製品化された。
ツインポッドクラウドカーは二つの操縦席にそれぞれミニフィグ搭乗可能。専用駐機場がある。底面にスタッドシューター装備。
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クラウド・シティは高さ16cm、幅58cm、奥行き56cm。
新ジャンルのスターウォーズ・マスタービルダーシリーズ
このセットはピース数が多いがUCS(アルティメット・コレクター・シリーズ)ではなく、新たに設定された新ジャンルの「スターウォーズ・マスタービルダーシリーズ(MBS:Star Wars Master Builder Series)」の最初のセットである。UCS特有のデータプレートもついていない。
UCSとMBSについてはこちらの記事をどうぞ
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感想まとめ
改めてエピソード5/帝国の逆襲のクラウド・シティ部分を見直したが、各エリアはおおむね正確に再現されている。
遊び機能重視の新ブランドMBSらしく映画に出てきたシーンはほぼ網羅され、それぞれでミニフィグで遊んで楽しめる。幅58cmと大きさも十分でデススター以来の遊び機能満載セットだと言えるかもしれない。映画の内容を知っていれば尚楽しめる。
価格は若干高め?
価格は2812ピースで349.99ドルというのは正直言って割高だと思う。その分ミニフィグが大量に付属しているのとおそらく遊べる機能もありそうだが、平屋じゃなくてデススターみたいに階層にするとかでも良かったかも。
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ちなみに70620ニンジャゴーシティは4867ピースで米国レゴ(R)ストア価格が299.99ドルである。クラウド・シティより2000ピース多くて50ドル安い。ミニフィグもこのクラウド・シティセットとほぼ変わらない16体付属。
ニンジャゴーはレゴ(R)の自社コンテンツなのでスターウォーズと違ってライセンス料が発生しないが、それでも尚クラウド・シティの価格設定は高めだと思う。
国内で正式販売するとしたらレゴ(R)ストア・クリックブリックやアマゾンで6万5000円前後と予想。
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