銀河系最強兵器「デス・スター」はレゴ(R)ブロックで発売されるのか。過去の歴史解説と今後を徹底予想

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『スター・ウォーズ』シリーズに登場する数ある兵器の中で最も印象的かつ銀河系最強の兵器は「デス・スター」ではないだろうか。

デス・スターは映画第1作目の『スター・ウォーズ:エピソード4/新たなる希望』に登場する惑星型の宇宙基地である。

デス・スターDeath Star img: starwars.com

デス・スターを知ろう

デス・スターで印象的なのはとにかくその巨大さで、直径については諸説あるが120キロから160キロというのが有力である。『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』には、直径160キロもしくはそれ以上とも言われる2代目デス・スターが登場。

120キロは東京から沼津、160キロは東京から静岡の距離に相当。ウィキペディアによるとデス・スターの乗員は約120万人だが、むしろ少ないとすら思える。

ガンダムなどに登場するシリンダー型のスペースコロニーは、一般的に想定されている大きさが直径が6.5キロ、長さ30キロ程度なのでそれと比較してもとてつもない大きさだということがわかる。参考:スペースコロニー@Wikipedia

レゴ(R)新商品情報オニールのシリンダー型コロニー img:NASA/Rick Guidice/Wikipedia

スーパーレーザー砲

そしてデス・スターでさらに印象的なのが一撃で惑星を破壊することすらできるスーパーレーザー砲。発信源はライトセーバーと同じカイバークリスタルで、劇中ではレイアの故郷である惑星オルデランを彼女の目の前で一撃で破壊してしまった。

スター・ウォーズ『エピソード4/新たなる希望』や『エピソード6/ジェダイの帰還』では、そんなデス・スターと2代目デス・スターを舞台に様々な物語が展開するのだが、今回はレゴ(R)ブロックで過去に発売されてきたデス・スター関連製品の紹介と今後の展望を考えてみたい。

まず過去に発売された主なデス・スター関連のレゴ(R)ブロック製品を紹介から始めたい。

※旧製品の製品画像は主にBricksetから引用。()内は製品番号。

バレエ くるみ割り人形 40701

デス・スター2(10143)

2005年発売 | パーツ数:3449

『エピソード6/ジェダイの帰還』に登場した建設途中の2代目デス・スター。スタンドを含めると高さ約65㎝になる巨大なディスプレイモデル。ミニフィギュアは付属していない。

レゴ(R)新商品情報

デス・スター(10188)

2008年発売 | パーツ数:3803

エピソード4と6のデス・スターのシーンを詰め込んだ遊び要素の高いデス・スター。

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レーザー砲、トラッシュ・コンパクター、デュエルシーン、格納庫などがアクションギミック満載で再現されている。

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クリスマス テーブルデコレーション 40743

デス・スター(75159)

2016年発売 | パーツ数:4016

2008年以来8年ぶりに発売された遊び要素満載のデス・スター。

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本セットにもデス・スターの各シーンが盛り込まれている。ルーク、ダース・ベイダー、オビワン、チューバッカ、パルパティーン、ハン・ソロなどミニフィギュアも大量に付属。

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レゴ (LEGO) スター・ウォーズ デス・スター 75159

デス・スター

帝国が誇る恐怖のデス・スターの破壊を画策する、オビ=ワン・ケノービ、ルーク・スカイウォーカー、ハン・ソロのミニフィギュアもついている。彼らはダース・ベイダーや他の帝国軍たちの計画を止められるか!?

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2016年以降のデス・スター

2016年の「デス・スター(75159)」以降は、2023年に購入特典として二代目デス・スターがミニセットとして製品化された実績はあるが、通常の製品としてはデス・スターをまるごと再現したレゴ(R)スター・ウォーズセットは発売されていない。

レゴ(R)新商品情報購入特典の2代目デス・スター(40591)

2016年以降に発売されたデス・スター関連レゴ(R)スター・ウォーズ製品は、ルークとダース・ベイダーがバルパティーンの玉座で戦ったデュエル、デス・スター表面のXウィングとTIEファイターの空中戦、トラッシュコンパクターなど大人向けディスプレイモデルが中心である。

記事公開時現在、現行品として販売されているのは最近多いジオラマ系セットとして製品化された「皇帝の玉座の間(75352)」のみ。

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レゴ(R)LEGO(R) スター・ウォーズ 皇帝の玉座の間™ ジオラマ 75352

印象的な対決シーン

デス・スターの円窓パーツ、回転する玉座、コンソール2台などの精巧なつくりに加え、『スター・ウォーズ: エピソード6/ジェダイの帰還』公開40周年の記念情報プレートが付属しています。

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今後はどうなる?

デス・スター丸ごとセットはこれまで2008年と2016年に発売されているが、希望的観測で物を言うなら8年周期で製品化される可能性があるため2024年の発売も有り得る。

さらにここ数年は毎年10月にレゴ(R)スター・ウォーズの大型セット「アルティメット・コレクター・シリーズ」発売が恒例となっているのでなおさら可能性は残っている。

しかし現時点の予想では2024年10月のレゴ(R)スター・ウォーズ大型セットは、デス・スターではない他のモデルが有力なので今年の発売は難しいかもしれない。

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将来の製品化も難しい?

レゴ(R)ブロックでは近年、建物や観葉植物、乗り物を中心に18歳以上が対象のコレクタブルな製品が積極投入されているが、レゴ(R)スター・ウォーズでは古くから「アルティメット・コレクター・シリーズ」と呼ばれる大人向けの精巧なモデルが発売されてきた。

レゴ(R)新商品情報2024年5月発売タイ・インターセプター(75382)

デス・スターはほぼ球体で外観のみを再現する場合は動く仕掛けを盛り込むのが難しいと思われる。あえて入れるとしたらレーザー発射や宇宙船離着陸シークエンスだろうか。それだと製品として若干物足りないかもしれない。

これまでのようにアクションシーンを盛り込んでデス・スターを丸ごと再現するとなると、通常のアルティメット・コレクター・シリーズよりも開発コストがかかり販売価格も上がりそうだ。

マスター・ビルダー・シリーズ

最後のデス・スター(75159)が発売された2016年から2年後の2018年に「マスター・ビルダー・シリーズ(MBS)」が新たにレゴ(R)スター・ウォーズに導入された。

マスター・ビルダー・シリーズは端的に言えば、遊び重視のアルティメット・コレクター・シリーズである。

レゴ(R)新商品情報

アルティメット・コレクター・シリーズが宇宙船中心なのに対し、マスター・ビルダー・シリーズはシーンがテーマで第1弾のクラウドシティ(75222)が2018年に、第2弾のモスアイズリーカンティーナ(75290)が2020年にそれぞれ発売になったがそれ以降新製品は投入されていない。

クラウドシティとモスアイズリーカンティーナはどちらも人気の製品だったが、遊び要素を高めた高額製品というのはコストと需要のバランスが合わなかったのではないだろうか。

レゴ(R)LEGO(R)スター・ウォーズ レゴ(R)LEGO(R) クラウド・シティ 75222

レゴ(R)LEGO(R)スター・ウォーズ レゴ(R)LEGO(R) クラウド・シティ 75222

クラウドシティ

2869ピース。スター・ウォーズ のミニフィギュアが18体入り。クラウド・シティーの広大なシーンを組み立てましょう。

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レゴ(R)LEGO(R)スター・ウォーズ モス・アイズリー・カンティーナ 75290

タトゥイーンの店は大にぎわい

カンティーナの屋根を取り外すと、中には本物そっくりのディテールがいっぱい。ヒーローやごろつきバウンティハンター、異星人が登場する物語づくりを楽しみましょう。

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バレエ くるみ割り人形 40701

モジュラー式デス・スター

レゴ(R)ハリー・ポッターでは2018年にホグワーツ城丸ごと再現した大型セット「ホグワーツ城(71043)」が発売になったが、ミニフィギュアよりも小さいマイクロフィギュアスケールで作られていた。ミニフィギュアスケールだと大きくなりすぎるためだと思われる。

レゴ(R)新商品情報

最近のレゴ(R)ハリー・ポッターではホグワーツ城をエリアごとに発売し、それをつなげて遊ぶという製品展開がなされているが、レゴ(R)スター・ウォーズのデス・スターにもこの方式を採用したら面白いかもしれない。

レゴ(R)新商品情報

デス・スターで印象的なシーンが展開されたエリアは正直なところ限られているので、モジュラー式のデス・スターを展開するとしたらどのように製品化するかはレゴ(R)グループ商品開発部門の腕の見せ所である。

レゴ(R)LEGO(R) ハリー・ポッター ホグワーツ城 71043

6020個のパーツでホグワーツ城を細かく再現

ハリー・ポッターシリーズの象徴的なポッター ホグワーツ城レプリカを組み立てよう。セットには教室、タワー、暴れ柳、ハグリッドの小屋と5つの組み立てボートがついています!

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レゴ(R)LEGO(R) ハリー・ポッター ホグワーツ™の戦い 76415

戦いの舞台となる庭園

城の一部を映画でおなじみの橋に組み替えよう。ごっこ遊びを盛りあげるナギニの動物フィギュアも付属

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結論まとめ

デス・スターをまるごと再現したレゴ(R)スター・ウォーズ新製品が近い将来に投入される可能性は高くはないだろう。ただし、エリアごとの製品は今後も展開されると思われる。

『スター・ウォーズ』シリーズ映画1作目の『エピソード4/新たなる希望』公開から50周年を迎える2027年にはかつてない豪華なレゴ(R)スター・ウォーズ製品の投入も考えられる。そうなった場合、デス・スターは最有力候補と言えるだろう。

みんな大好き「デス・スター」のレゴ(R)スター・ウォーズ新製品発売に期待したい!

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