ユニバーサル・ピクチャーズが「レゴ(R)ブロック」を題材にした実写映画新作4分の製作を発表したと米メディアのデッドラインなどが報じた。
この発表は、ユニバーサルが2020年から2025年までの5年間でレゴ(R)ムービーを製作する契約の期限が迫る中で行われた。
注目の監督と脚本陣
作品内容については情報が公開されていないが監督には『ジュマンジ』シリーズのジェイク・カスダン、『ワンダーウーマン』シリーズのパティ・ジェンキンス、『アントマ』脚本のジョー・コーニッシュなど、実力派が名を連ねている。
脚本はカスダン作品はアンドリュー・モーゲルとジャラッド・ポールが担当、ジェンキンス監督作品は元DCコミックス社長ジェフ・ジョーンズと共同で担当、コーニッシュ監督作品は作家ヘザー・アン・キャンベルの原案を元にサイモン・リッチが担当する予定。
さらに追加で発表された『レゴ(R)ニンジャゴー』の新作映画は、レゴ(R)ニンジャゴーのテレビシリーズの共同クリエイターとして知られるケビンとダンのヘイグマン兄弟が脚本に起用された。
ワーナーからユニバーサルへ
これまでレゴ(R)ムービーはワーナー・ブラザースがCGアニメ映画を4本製作したがファンからの評価も高く営業的にも成功した。
ユニバーサルは2020年にレゴ(R)グループおよび親会社のKIRKBI Investと5年間の契約を結びレゴ(R)ブランドの映画化権を獲得しており、傘下のフォーカス・フィーチャーズが製作した歌手ファレル・ウィリアムスの半生をレゴ(R)ブロックで描いた『Piece by Piece』を2024年10月にアメリカで公開している。
今回ユニバーサルが発表したレゴ(R)ムービーの実写映画は、これまでのCGアニメーション主体の作品から実写版への移行がどのように実現されるかが注目点となっている。
具体的な作品内容や公開日程は明らかにされていないが、業界内外から高い関心が寄せられており今後の展開に注目したい。
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