327、1138、2187─スター・ウォーズの謎番号をレゴ(R)セットとともに探る

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スター・ウォーズに刻まれた謎の番号。その意味を探る

8月1日に、レゴ(R)スター・ウォーズから「第327スター・コープス クローン・トルーパーバトルパック」が発売される。精鋭部隊として知られる第327スター・コープスの名を冠したこのセットには、ただの番号以上の意味が込められていることに、ファンは気づくだろう。

レゴ(R)LEGO(R) スター・ウォーズ 第327スター・コープス クローン・トルーパーバトルパック 75431

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バトルで遊ぼう

「第327スター・コープス クローン・トルーパー」を組み立てて、『エピソード3/シスの復讐』で見た「スーパー・バトル・ドロイド」との戦いを再現しよう

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スター・ウォーズの銀河には、しばしば繰り返し現れる“特別な番号”が存在する。その多くは無造作に背景へと配置されるが、熱心な観客の記憶にはしっかりと刻まれている。今回の新作セットをきっかけに、3つの象徴的な番号を振り返ってみたい。

327──“なぜかそこにある”定番の数字

最初に注目すべきは、やはり327。『エピソード4/新たなる希望』でミレニアム・ファルコンが係留されたのが、デス・スター内のドッキング・ベイ327。続く『エピソード5/帝国の逆襲』でも、ハン・ソロたちの乗るミレニアム・ファルコンはクラウド・シティのプラットフォーム327に着陸する。作中で場所も状況も異なるにもかかわらず、何度も登場するこの番号には、明確な意味づけがされていない。それだけに、制作者たちの“お遊び”として逆に強く印象に残る。

レゴ(R)スター・ウォーズ クラウドシティ 7522※2018年発売 クラウドシティ

また、「327」という数字には、ファンの間で興味深い都市伝説がある。1973年の映画『アメリカン・グラフィティ』に登場する車のエンジン排気量が327立方インチであり、スター・ウォーズ初期の制作スタッフがこの数字にちなみ「327」を作品に忍ばせたという説だ。公式には確認されていないが、こうした逸話が作品世界のディテールに深みを加えている。

さらに、クローン戦争期の共和国グランド・アーミーにも「327」の番号が登場する。CT-327は甲板士官を務めたクローン・トルーパーであり、戦争序盤の22 BBYに分離主義勢力の動きを監視する前哨基地、リシ・ステーションに配属されていたという設定がある。これにより、「327」は単なる番号を超え、物語の様々な場面で繰り返し姿を現す記号となっているのだ。

レゴ(R)LEGO(R)スター・ウォーズ クラウド・シティ 75222

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クラウドシティ

2869ピース。スター・ウォーズ のミニフィギュアが18体入り。クラウド・シティーの広大なシーンを組み立てましょう。

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アメリカン・グラフィティ (1974)

アメリカン・グラフィティ (1974)

監督:ジョージルーカス

ジョージ・ルーカスが演出する「アメリカン・グラフィティ」は1960年代初期のアメリカを生きる若者たちを描く青春ドラマ。リチャード・ドライファス、ロン・ハワード、ハリソン・フォード、シンディ・ウィリアムズ、マッケンジー・フィリップスが悩む若者たちを見事に演じる。

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1138──敵を欺くために口にした番号、それが伝説に

1138はジョージ・ルーカスの監督デビュー作『THX 1138』に由来し、スター・ウォーズ全体で繰り返し登場する象徴的な番号だ。

『エピソード4/新たなる希望』では、ルーク・スカイウォーカーが敵の監視を欺くために、チューバッカを「1138号房からAA-23へ移送する命令を受けた」と説明する場面がある。真偽不明の収容区画番号として物語に差し込まれたこの数字は、後のシリーズで繰り返し使われ、やがて“隠されたサイン”のような存在となっていく。

『エピソード1/ファントム・メナス』では、トレード・フェデレーションのB1バトル・ドロイドに「1138」という番号が付けられており、『スター・ウォーズ バトルフロントII』などのゲーム、『クローン・ウォーズ』『反乱者たち』といったアニメシリーズでも、通信コードや基地のモニターなどに繰り返し現れる。ファンによる報告も多く、背景に潜むイースターエッグとして定着している。

レゴ(R)新商品情報

さらに注目すべきは、8月1日発売のレゴ(R)スター・ウォーズ新作セット「反乱軍ジャガーノート(75413)」に付属するクローン・コマンダーだ。彼の名はコマンダー・バカーラ。そしてその識別番号は“CC-1138”──そう、ルーカス作品に何度も現れるあの数字である。

レゴ(R)新商品情報

劇中でルークの咄嗟の一言として初登場したこの番号は、今や設定の中にしっかりと組み込まれ、銀河の歴史に深く刻まれている。

1138はただの数字ではない。物語の外側と内側を自在に行き来する、ルーカス世界のシグナルである。

THX-1138 ディレクターズカット

THX-1138 ディレクターズカット

監督:ジョージ・ルーカス

25世紀-地下に広がるシェルターで、人類はコンピューターに支配されていた。そこでは、人々は名前すら持たずに番号で管理され、精神安定剤の服用を義務づけられながら黙々と作業に従事していた。そんな中で、THX-1138(ロバート・デュバル)と彼の女性ルーム・メイト、LUH-3417(マギー・マコーミー)は自らの意思で精神安定剤の服用をやめる。精神安定剤から解放された二人はやがて愛し合うようになり、禁止されている肉体関係を交わしてしまう。その事に気付いたコンピューターは即座に二人を引き離し、THX-1138を裁判にかけ投獄してしまうのだが、THX-1138はLUH-3417を求めて逃亡する事を決心する…。

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レゴ(R)LEGO(R) スター・ウォーズ STAPに乗るバトル・ドロイド 75428

勇ましいバトルドロイド

STAPに乗った状態でスタンドに飾るもよし、ドロイドとSTAPを別々に配置してディスプレイのアレンジを楽しむもよし

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レゴ(R)LEGO(R) スター・ウォーズ 反乱軍ジャガーノート 75413

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10輪輸送車

アクションが命 – 車体を傾けて動かす10輪輸送車は前後のコックピットや監視台、スタッドシューター装備のタレットにミニフィギュアを配置できます

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レゴショップ公式オンラインストアJP

2187──銀河を越えて受け継がれた番号

最後に紹介するのが、2187。初登場は『エピソード4』で、レイア・オーガナが収監されていた独房の番号として記録されている。だがこの数字は40年近くの時を経て、『フォースの覚醒』において新たな意味を帯びた。

ファースト・オーダーのストームトルーパーであるフィン、その識別番号がFN-2187。脱走兵としての決意を抱く彼に、この番号はただの識別コード以上のものとして刻まれる。

レゴ(R)ブリックヘッズ フィン

背景には、カナダの前衛映画『21-87』(アーサー・リプセット監督)へのオマージュもあるという。ルーカスが若き日に影響を受けたその作品は、「すべての存在の背後にある力(フォース)」という概念の原型となった。(1)

レゴ(R)LEGO(R) ブリックヘッズ フィン 41485

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FN-2187

BrickHeadz特有の目や、ファースト・オーダーの象徴的な白いストームトルーパーアーマー、ユーティリティベルト、取り外し可能なブラスター・ピストルなど、細部まで忠実に再現されている。

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チケットぴあ

数字に込められた意思──それは作り手からファンへのメッセージ

スター・ウォーズに登場する番号の多くは、公式に意味が説明されたわけではない。だが、その配置が偶然だとは考えにくい。1138、327、2187――いずれも繰り返し現れ、観る者の記憶にこびりつく。

理由が語られなくとも、そこに意図があると信じさせるだけの存在感がある。数字が放つ無言の問いかけこそが、この銀河をより深く味わうための“もうひとつの扉”なのかもしれない。

レゴ(R)LEGO(R) スター・ウォーズ スター・ウォーズ™ ロゴ 75407

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スター・ウォーズのアイコン

細部へのこだわり – 黄色い文字の間のディテールアップテクニックに注目!さらに、Star WarsのT字にサプライズが隠されています

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こうした背景を知れば、最新のレゴ(R)スター・ウォーズ製品にも見え方が変わるはずだ。8月1日発売の「第327スター・コープス クローン・トルーパーバトルパック」は、単なる兵士たちの再現にとどまらない。繰り返し現れる“327”という数字を背負って、劇中世界と現実のクリエイションが静かに接続されている。手のひらの中で組み上がるのは、番号に込められた“語られざる物語”でもある。

スター・ウォーズの銀河には、まだ多くの数字が潜んでいる。船体のマーキング、格納庫のプレート、スクリーンに映る小さな表示……そのすべてがただの記号とは限らない。数字は語らない。だが、それが何度も繰り返されるとき、そこに何かがある。ジョージ・ルーカスが番号にこだわった理由は、おそらくその沈黙にこそ宿っている。

レゴ(R)LEGO(R) スター・ウォーズ 第327スター・コープス クローン・トルーパーバトルパック 75431

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スター・ウォーズ見るならディズニープラス

スター・ウォーズの物語に隠された“謎の番号”を自分の目で確かめたいなら、ディズニープラスでの視聴がおすすめだ。

ほぼ全作品が見放題で配信されているため、327や1138、2187といった番号がどこに登場するのか、何度でもじっくりチェックできる。

数字のミステリーを追いながら、銀河の冒険を改めて楽しもう。

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