2012年秋レビュー対象作品の3つからNASAの火星探査ローバー「キュリオシティ」の製品化が決定。小惑星探査機ハヤブサ以来の宇宙関連製品。キュリオシティの製品番号は21104、英語名はMars Science Laboratory Curiosity Rover。価格や発売時期等は明らかにされていない。
応募デザインにはキュリオシティ本体や岩などの障害物、空からの吊り上げ用スカイクレーンなども含まれていたが、製品化の際にそれらが付属するかどうかは不明。この応募作品のデザイナーPerijove氏は、キュリオシティを管理しているNASAジェットプロパルジョンラボラトリー(ジェット推進研究所)に勤務する本物のエンジニア。
LEGOグループ公式コメントによると、キュリオシティはこれまでのレゴ(R)市場での展開にもマッチしており宇宙や教育関連市場へのアピール力もあるとのこと。Inspire and develop the builders of tomorrow(ひらめきを与え、未来のビルダーを育もう)というLEGOグループのミッションにも沿ったコンセプトを持つ製品アイディアである。権利関係についてのNASAとの交渉もすでに完了。クーソーとは別にNASAとの共同企画として宇宙船のデザインを募集するなど最近のLEGOグループとNASAの関係は良好のようだ。
2012秋レビュー対象のその他2作品の状況はいかに
スターウォーズのサンドクローラーはルーカスフィルムとの関係が考慮され却下。人気の出そうな機体ならすでに通常ラインナップで製品化されているだろうから、LEGOグループとしてはスターウォーズセットはクーソーシリーズとして製品化する意味がないだろう。クーソープロジェクトにはユーザーのアイディアを吸収する側面もあるだろうから、既存の分野での作品応募は望んでいないのではなかろうか。
もうひとつの対象製品であるビデオゲーム「ポータル」をテーマにした作品はレビュー継続中でまだ結果が出ていない。すでにクーソーから製品化されているマインクラフトの例もあるので、ただ決められたように組み立てるだけではないゲーム性のあるセットは玩具市場でLEGOグループが弱かった部分を補強できる要素なのかもしれない。もしそうなら製品化もありうる。
クーソーへの応募を考えている人は、単なる版権物ではなく教育的価値のある製品や新しい分野を開拓するようなデザインが狙い目だと思われる。もちろんそれなりの売り上げが見込める製品でなければならないことは言うまでもない。
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