※記事公開時点では日本からは利用できない国内未展開のサービスについて説明しています。
ピック・ア・ブリックってどんなサービス?
レゴ(R)ショップ公式ストアの『ピック・ア・ブリック』は欲しいレゴ®ブロックパーツを1個単位で欲しい数だけ購入できるサービス。
残念ながら現時点では日本国内のレゴ(R)ショップ公式ストアでは運用されていない。しかし米国版を見る限りパーツの価格はとにかく安い!
実店舗では国内でも営業中
実店舗ではレゴランド®・ディスカバリー・センター、レゴランド®・ジャパン、レゴ®ストアで『ピック・ア・ブリック』を以前から展開中。
ただし実店舗のピック・ア・ブリックはパーツ1個ずつに値段が付けられているわけではなく、購入した専用カップにパーツを詰め放題する方式なのでレゴ(R)ショップ公式ストアのピック・ア・ブリックとはシステムが異なる。
国内展開が始まった時のための予習
米国やイギリス、ドイツなどいくつかの国では以前からレゴ(R)ショップ公式ストアでピック・ア・ブリックが運用されていたが2022年3月16日にシステムを大幅刷新。
上述の通り現時点では日本のレゴ(R)ショップ公式ストアではサービス未展開だが、パーツが表示されない状態の『ピック・ア・ブリック』ページが存在する。
今後国内でサービスが始まった場合に備えて米国版ピック・ア・ブリックでサービス内容について予習しておきたい。
ここから先の内容はあくまでも2022年3月時点の米国レゴ(R)ショップ公式ストアの情報なのでお間違いなく。日本からは米国のレゴ(R)ショップ公式ストアで買い物することはできない。
ピック・ア・ブリック(米国版)の使い方について学ぼう!
サービス手数料と送料
具体的なパーツの検索や購入方法の前にパーツ代以外にかかる費用について解説したい。
パーツはすべて『ベストセラー(BESTSELLER)』と『スタンダード(STANDARD)』の二種類に分類されている。
ベストセラーにはBESTSELLERという黄色いラベルが付けられている。BESTSELLERのラベルがないパーツはすべてスタンダード。
ベストセラーとスタンダードは何が違う?
ベストセラーは特に売れ筋のパーツでメジャーなパーツは大体こちらに含まれている印象。スタンダードはそれ以外。
より具体的な相違点は『発送される倉庫』と『サービス手数料』の二点。以下がその内容。
ベストセラー(BESTSELLER)
- 発送される倉庫:イリノイ
- サービス手数料:注文金額が14ドル以下の場合3.5ドルかかる
- 納期:大体5日
スタンダード
- 発送される倉庫:デンマーク
- サービス手数料:注文金額が14ドル以下の場合7ドルかかる
- 納期:11日~15日(現在もう少し遅れ気味)
送料とサービス手数料
米国のレゴ(R)ショップ公式ストアは注文金額が35ドル以下だと送料が6.95ドルもしくは4.95ドルかかる。35ドルより多ければ送料無料。
パーツだけを購入する場合も合計金額35ドル以下だと送料が必要。ベストセラーとスタンダード各パーツの購入金額がそれぞれ14ドル以下の場合はさらにサービス手数料3.5ドルもしくは7ドルが必要。
送料とサービス手数料は別
送料無料の場合でもパーツは注文金額が14ドル以下だとサービス手数料がかかる
送料を無料にするにはパーツと製品を合わせて35ドルを超えれば良いので、通常の製品を買うついでにパーツを購入すれば簡単にクリアできる。パーツだけを35ドルより多く購入しても良い。
ただし全体で35ドルを超えてもパーツを注文する場合はベストセラーもスタンダードもそれぞれ14ドル以上でないとその分のサービス手数料がかかる。
ケース別に考える
例えば30ドルの製品と10ドルのベストセラーパーツを買おうとすると、合計40ドルなので送料はかからないがパーツが14ドル未満なのでサービス手数料の3.5ドルがかかる。
ベストセラーパーツ10ドル、スタンダードパーツ10ドル、製品30ドルを購入すると合計金額が50ドルなので送料は無料。ただしパーツのサービス手数料3.5ドルと7ドルの計10.5ドルが必要。
通常製品は買わずベストセラーパーツ10ドル、スタンダードパーツ10ドルを購入する場合はそれぞれのサービス手数料3.5ドルと7ドル、さらに合計金額が20ドルなので4.95ドルの送料が必要。ベストセラーとスタンダードは別々の倉庫から送られてくるが送料はひとつのみカウント。
パーツはベストセラーとスタンダード各カテゴリーでそれぞれ14ドル以上ならサービス手数料はかからない。それ未満の場合は同じ注文で通常製品を500ドル買ったとしてもパーツのサービス手数料が必要。
欲しいパーツを見つける方法
パーツを見つける方法は以下の通り。
パーツを見つける方法
- 便利!カテゴリー、サブカテゴリー、色を選択(キーワードを入れなくてもOK)
- キーワードやパーツ番号を入力
- セット番号を入力
カテゴリー、サブカテゴリー、色を選択
購入したいパーツが特に決まっていない場合はこの方法が便利。
一覧を見ながら購入するパーツを決めたい場合はカテゴリー、サブカテゴリー、色を選択すると、キーワードを入力をしなくても自分が興味のあるジャンルのパーツだけを抽出して表示させることができる。各項目は同時にいくつも選択できるので検索条件を細かく設定できる。
例えばプレートならカテゴリーからプレートを選ぶとサブカテゴリーからプレート、プレート:Modified(変形)、Plate:Round and Angles(丸と角度)を選択できるようになる。
別のジャンルのパーツを検索したい場合はリセットを押すと条件がすべて解除されるので操作もとても楽。
キーワードやパーツ番号を直接入力
キーワード検索では検索したい言葉を直接入力。
パーツ番号がわかっている場合はそれを入力。パーツ番号は製品の組み立て説明書最後のパーツ一覧に記載されている番号やブリックリンクで調べるのが早い。
タイルもプレートに含まれるなど分類がブリリンとは若干異なるケースもあるので効率よく検索するにはある程度慣れが必要。
セット番号から探す
特定のセット(普通のレゴ®製品)に含まれるパーツが欲しい場合は製品番号を入力すると、その製品に含まれるパーツのみが表示される。ただし全パーツが出てくるとは限らないので注意。
ミニフィギュアパーツも購入できる
ミニフィギュアパーツも多めにラインナップされているのでミニフィギュアコレクターにもおすすめ。
これも購入したい特定パーツが決まっている場合以外はカテゴリーやサブカテゴリー、色などから選ぶと興味のあるパーツが見つけやすいだろう。
ブロックと同じでミニフィギュアパーツもカテゴリーや色の分類がブリリンとは若干異なるので慣れが必要。
レゴ(R)ショップ公式ストアのピック・ア・ブリックではおそらく古いパーツは取り扱っていないので、デザインそのものが気に入っている昔のトルソーなど、代替の利かないレアミニフィギュアパーツはブリックリンクで探した方が確実に見つかるだろう。
感想まとめ
当記事に書いた内容はあくまでも2022年3月時点の米国レゴ(R)ショップ公式ストアのピック・ア・ブリックについての内容。送料やサービス手数料についてはLEGOグループのサポートに確認もしたので間違いはないはず。
今後国内で同サービスが始まった場合も同様のシステムが採用される可能性が高いと思うがあくまでも未定。国内ではサービス自体展開されないということもあり得るし、全く異なる料金システムが導入される可能性もある。
ピック・ア・ブリック展開中のイギリスやドイツなどヨーロッパ諸国は倉庫がポーランドとデンマークなので、日本でもサービスが始まるとしたら発送元倉庫はやはりポーランドとデンマークなのかもしれない。LEGOグループがパーツ販売を国内でも積極展開するつもりなら国内に拠点を作ることも考えられる。
国内でもサービスが始まったら、そちらについても詳しく書きたい。
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