トランプ政権による新たな関税政策の影響を受け、米国内におけるレゴ(R)ブロック製品の価格が上昇傾向にあることが明らかになった。
今年6月に発売予定の「レゴ(R)ジュラシック・ワールド / 復活の大地」シリーズについては、今年3月に発表された当初価格から既に値上げが確認されている(1)。具体的には、6セットのうち4セットが値上げ、2セットについては当初価格が維持されている。
レゴ(R)ジュラシック・ワールド 復活の大地
- 76970:24.99ドル⇒27.99ドル
- 76972:34.99ドル⇒39.99ドル
- 76973:99.99ドル⇒109.99ドル
- 76974:59.99ドル⇒変化なし
- 76975:49.99ドル⇒変化なし
- 76976:149.99ドル⇒159.99ドル
- レゴ(R)ジュラシック・ワールド
尚、国内のレゴ(R)ショップ公式ストアでは「レゴ(R)ジュラシック・ワールド / 復活の大地」シリーズの価格上昇は確認されていない。
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海外SNSなどの非公式情報によると、6月から8月にかけて発売予定のレゴ(R)スター・ウォーズシリーズなど他の製品についても、予想されていた価格からの値上げが見込まれているという。
この状況は、トランプ政権の関税政策が背景にあるとみられる。トランプ大統領は就任後、中国を含む複数国からの輸入品に対する関税を強化しており、玩具業界もその影響を受けている。
現在、レゴ(R)グループの生産拠点はデンマーク、チェコ、ハンガリー、メキシコ、中国、ベトナムの6カ所に存在している。さらに、2027年にはアメリカのバージニア州に7番目の工場がオープンする予定だ。
アジア市場向け製品は主に中国とベトナムの工場から供給される計画であるため、日本市場における販売価格への影響は限定的である可能性が高いと見られる(2)。しかし、世界的なサプライチェーンの変動や米中貿易関係の今後の展開次第では、状況が変化する可能性も否定できない。
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