レゴ(R)グループは米誌TIMEと協力し、初めてとなる「Girls of the Year」リストを公開した。世界で活躍する10人の少女たちを称える企画で、日本からはスケートボード女子ストリートでパリ五輪金メダルを獲得した吉沢恋(ヨシザワココ)さんが選ばれた。
このリストはTIME編集部が選出し、レゴ(R)グループの「She Built That」キャンペーンと連動するもの。固定観念に挑み、女の子が自らを「ビルダー」として捉えることを後押しする狙いがある。選出された10人には、科学やスポーツ、社会活動など幅広い分野で道を切り開く少女たちが名を連ねた。
吉沢恋さんは14歳でパリ五輪に挑み、スケートボード女子ストリートで金メダルを獲得。緊張に押しつぶされそうな場面でも「楽しむことを最優先に」と心を落ち着け、大技ビッグスピンフリップ・フロントサイドボードスライドを成功させた。現在15歳の彼女は、高校生活を送りながら「年齢に関係なく挑戦できる姿を示したい」と語り、次のロサンゼルス五輪以降もスケートボードの未来を切り開こうとしている。
女子スケートボード ストリートに出場する吉沢恋 (Coco Yoshizawa)👀
パリ五輪で金メダルを獲得し、一躍注目を集めた彼女の滑りを間近で観れるチャンス🥇
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— X Games Japan (@XGamesJPN) June 4, 2025
発表に合わせ、TIMEとレゴ(R)グループは受賞者をレゴ(R)ミニフィギアとして描いた限定アニメーションカバーを制作。彼女たちの挑戦を遊び心あふれる姿に落とし込み、新たな世代にインスピレーションを与える取り組みとなった。
レゴ(R)グループは調査を通じ、世界の多くの女の子が「自分はビルダーに向いていない」と感じている現状を指摘する。目に見えるロールモデルの不足が背景にあり、この企画は次世代の少女たちに自信と可能性を示す役割を担う。
勇気をもって挑戦し、世界を変える力を見せた吉沢恋さんの姿は、子どもたちにとって最高の手本だ。レゴ(R)ブロックの世界でも、新しい形を生み出す楽しさは無限に広がっている。自分だけの作品をつくりながら、未来を築く一歩を踏み出したくなるはずだ。
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