非公式のレゴ(R)ブロック新製品情報を発信するSNSアカウントが、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』に登場する海賊船ブラックパール号のセット化についてインスタなどに投稿し、ファンの間で注目を集めている。ただし、公式発表があるまではすべて未確定情報となる。
投稿によると、製品番号10365として9月中旬の発売が有力視されている。セットにはミニフィギュア8体前後が付属する見込みで、重厚感のある真っ黒な船体に大きな帆が張られた仕様となり、映画ファンも納得の完成度になると伝えられた。
投稿には出所不明の画像も一部掲載されているが、情報の信憑性を考慮してここではリンクは控える。こちらのブラックパールは2011年版。
※2011年版 img:brickset
製品名変更の可能性に注目集まる
SNSで特に話題となっているのが船名の扱いである。発売される製品の名称は「ブラックパール号」ではなく「キャプテン・ジャック・スパロウの海賊船」になるとの情報が流れており、この変更理由について議論が活発化している。
レゴ(R)ブロックでは過去にも製品名の変更例がある。レゴ(R)スター・ウォーズシリーズでは、かつて「スレーブI」と呼ばれていたボバ・フェットの宇宙船が「ボバ・フェットの宇宙船」に名称変更された。公式発表はされていないものの、奴隷を意味する「スレーブ」という言葉の使用をディズニーが避けたのではないかとの見方が有力だ。
一方、ブラックパール号については、映画設定では元々「ウィケッド・ウェンチ号」という奴隷運搬船だったものの、「ブラックパール」という名前自体は奴隷に由来するものではない。
マーケティング要因説が優勢
SNSでは、名称変更の理由についてマーケティング的な判断との意見が多数を占めている。ジャック・スパロウはパイレーツ・オブ・カリビアンシリーズのアイコン的存在であり、船名よりもキャラクター名を前面に出した方が商品アピール力が高いとの分析が支持を集めている。
今回紹介した情報は、現時点ではすべて予想段階にとどまっており、新たな情報が判明し次第、続報を伝えたい。
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