レゴ(R)が世界中の病院に600セット限定のMRIセットを寄付。
2015年にLEGOグループ員のStaehr氏とデンマークのオーデンセ大学との協力で始まったプロジェクトで、現在病院スタッフのトレーニング教材として試験的に導入されている。
プロジェクトチームはMRIがどのような物なのかをキッズが理解する手助けになることを目標として本製品を開発。500ピースで大きさは幅13cm、長さ25.5cm、高さ10.5cm。
MRIってどんな装置?
簡単に言うと磁気を利用して体内の状態を撮影する方法で、日本では一般的にはその方法を利用した撮影装置のことを言うのだと思う。
MRIは狭いトンネルのような場所に(多分)数十分入って撮影をするので嫌がる人も多いらしい。
僕も以前実際にMRIで足の撮影をしたことがあるが、足を固定された状態で装置に入れ20~30分ぐらいかかった。稼働中は装置から大きな音が出るがそれについて事前に説明がなかったので機械が故障したのではないかと思いかなり焦った。
頭や体全体だと足よりも負担が大きいだろうから、今回の限定レゴ(R)MRIセット開発も特にキッズのその辺の不安を軽減することが大きな目的のひとつだろう。
オープン型MRI
少しでも不安を軽減するために最近は従来のトンネル型とは異なる開放的な空間で撮影ができるオープン型MRIというのもあるらしい。
For sale
AIRIS2 HITACHI
Hitachi Airis II .3T Permanent Magnet Open MRI purchased from Blue Star Ind Pvt Ltd. 👆Installed in September 2017.
MRI – 6 Coils in A1 condition. 👆 pic.twitter.com/vS1zx3O6j5— Narendr kumar Chaturvedi (@NKchaturvediBNC) July 22, 2020
1台5億~10億
MRIは国内メーカーではでは日立やキヤノン(東芝)が製造をしておりこの日経の記事によると1台5億~10億するらしい。オープン型はもっと高いのかも。
600個限定セット
レゴ(R)MRIは現在に100近くの病院に寄付されているが、好評につきレゴ(R)ファウンデーションがプロジェクトを拡大し世界の放射線科のあるMRI設備を持つ病院に対して全部で600個寄付される予定。
しかし要望が非常に多かったため残念ながら新規申し込みはすでに受付終了となっている。今後第2弾や第3弾などプロジェクトが再開する可能性はあるので興味がある病院関係者は継続チェックすると良いかも。
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