ウォレスとグルミット、ついにレゴ(R)ブロックに!4度の挑戦を経てファンの夢が実現、その歴史を振り返る

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「ウォレスとグルミット」がついに製品化へ レゴ(R)アイデアで4度目の挑戦が実を結ぶ

ユーザーが投稿した作品をもとに製品化を検討する企画「レゴ(R)アイデア」で、「ウォレスとグルミット」をテーマにした作品の製品化が決定した。発表されたのは「思い出の90年代コンテスト」第2回の審査結果で、同時に「X-ファイル」の作品も合格となっている。

「ウォレスとグルミット」は、ニック・パークが生み出したクレイアニメーション。発明家ウォレスとその愛犬グルミットが繰り広げる日常と冒険を描いたシリーズで、イギリスを代表する人気作品として広く知られている。

その世界観はレゴ(R)ブロックファンの間でも支持を集めており、過去にレゴ(R)アイデアで何度も挑戦された人気テーマだ。今回は、その挑戦の歴史を振り返る。

第1作 (2020年第3回レビュー進出)

初のレビュー進出は2020年。公開からわずか数日で10,000票を突破し、圧倒的なスピードでレビュー進出を果たした。

内容はウォレス、グルミット、ひつじのショーンなど、キャラクターのフィギュアを中心とした構成。しかし結果は不合格だった。

ウォレスとグルミット キャラクター

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第2作 (2022年第3回レビュー進出)

2年後の再挑戦では、劇中に登場する家や車といった構造物とキャラクターを組み合わせた本格的なジオラマ風セットが投稿された。だが、こちらも結果は不合格だった。

ウォレスとグルミット 家

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第3作 (2024年第2回レビュー進出)

続く3作目は、月にチーズを探しに行くという代表的なエピソード「チーズ・ホリデー」をテーマにしたもので、作者は第2作と同じビルダー。ロケットや2人のミニフィギュアなど、アイコニックな要素を盛り込んだ内容で有力候補だと思われたが、惜しくも不採用となった。

ウォレスとグルミット チーズ・ホリデー

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第4作 (90年代コンテスト第2回 合格作品)

そしてついに2025年、レゴ(R)アイデアの「思い出の90年代コンテスト」第2回で念願の製品化が決定。

今回のコンテストは1,000ピース以内という制限の中で開催され、サイドカー付きのバイクに乗るウォレスとグルミットという、シンプルかつ象徴的な構成が高く評価された。

ウォレスとグルミット バイク※応募デザイン

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ウォレスとグルミット作品をまとめてチェック

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野菜畑で大ピンチ!内容:年に一度の“巨大野菜コンテスト”まであとわずか。発明家ウォレスと愛犬グルミットはプロの害獣駆除隊として、畑を荒らすウサギから野菜を守っていた。

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90年代コンテストで示された世代を超えた魅力

「思い出の90年代コンテスト」は、ピース数上限5,000の第1回と1,000の第2回の2部構成。第1回では大人の趣味層を意識した「X-ファイル」が選ばれ、第2回では子どもにも親しみやすい「ウォレスとグルミット」が選ばれた。

現在レゴ(R)アイデアは、18歳以上を対象とした製品に限定される事実上の大人向けブランドだが、「ウォレスとグルミット」はそのユーモアや表現が幅広い世代に親しまれており、子どもにも受け入れられやすい作品といえる。この2作品の選定は、異なる層への訴求を狙ったバランスのよい選出だった。

発売時期は未定だが、現在レゴ(R)アイデアでは製品化が決定しながらも発売待ちの作品が10点近く存在する。今回の作品も、順番通りであれば2026年中頃以降の発売となる可能性が高い。

レゴ(R)ショップ公式ストア

レゴ(R)アイデアは、16歳以上であれば誰でも作品を投稿でき、10,000票を獲得すればレビュー審査に進出できる。製品化が決まれば、売上に応じた報酬も支払われる。作品づくりに自信のあるレゴ(R)ブロックファンは、次のチャンスに向けてぜひ挑戦してみてほしい。

レゴ(R)アイデアレビューの合格率については、以下の特集ページで詳細を確認できる。

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