ユーザー参加型の製品化企画「レゴ(R)アイデア」にて、古代ローマの公共広場「フォロ・ロマーノ」をテーマにしたジオラマ作品が10,000票の支持を獲得し、2025年第2回レビューに進出した。製作者のBrickcar13氏にとっては初めてのレビュー進出となる。
レゴ(R)アイデアのレビューを通過すれば、製品化候補としてレゴ(R)セットの開発が正式に始動し、2026年から2027年にかけて新作として発売される見込みだ。
「フォロ・ロマーノ」は、古代ローマ時代の政治・経済・宗教の中心地。元老院や神殿、商店が立ち並び、皇帝の演説や凱旋式なども行われた、まさに都市国家ローマの「心臓部」だった場所だ。本作品は、そんなフォロ・ロマーノの日常風景を、精緻なレゴ(R)ブロックの構成で再現している。
モデルには神殿や居酒屋、公衆浴場、武器庫、鍛冶屋、さらには粘土工房、石彫工房、木工工房といった手仕事の現場まで盛り込まれ、古代ローマのあらゆる経済活動が小さな建物の密集に表現されている。広場には皇帝の像を配した噴水や市場が広がり、14体のミニフィギュアと動物フィギュアが付属。建物の配置や装飾の工夫により、商業の息づく都市空間が立体的に立ち上がる構成となっている。
なお、フォロ・ロマーノを題材にした作品がレビューに進出するのは今回が初めてではない。過去には別のビルダーによる神殿メインの構成が挑戦しているが、残念ながらレビュー通過には至らなかった。今回の作品は、宗教的モニュメントではなく商業・経済活動に焦点を当てている点で、選考基準に新たな角度から訴えかける可能性がある。
歴史ジャンルは定番の人気テーマのひとつであり、完成度の高さや教育的価値を備えた本作には十分なチャンスがあるだろう。
グラディエーター(吹替版)
リドリー・スコット(監督)、ラッセル・クロウ(主演)
古代ローマを描く歴史スペクタクル
西暦180年、大ローマ帝国。皇帝マルクス・アウレリウス(リチャード・ハリス)は、将軍マキシマス(ラッセル・クロウ)に全幅の信頼をおき、次期皇帝の地位を約束する。だがそれを知ったアウレリウスの息子コモドゥス(ホアキン・フェニックス)は皇帝を殺害。マキシマスに反逆罪をなすりつけ処刑を企てる。
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