2023年3月7日にレゴ(R)グループが2022年の年次決算を発表。
2022年のレゴ(R)グループ決算発表
売上高は前年比17%増、営業利益は5%増を達成。
2022年は南北アメリカと西ヨーロッパで特に好調な業績を上げ、すべての主要な市場でも成長を遂げた。
- 売上高:646億デンマーククローネ(約1兆2600億円/前年比17%増加)
- 営業利益:179億デンマーククローネ(約3,500億円/前年比5%増加)
- 純利益:138億デンマーククローネ(約2,700億円/前年比4%増加)
2022年のレゴ(R)グループ決算
多様なポートフォリオ
発表によると2022年に最も売れた5つのテーマはスター・ウォーズやハリー・ポッターなど版権物、定番のシティ、高額セットが多いレゴ(R)ICONS(アイコンズ)とテクニック。
レゴ(R)ブロック製品はあらゆる年齢、興味の異なるビルダーにアピールように設計されており、多様なポートフォリオでこれまで以上に多くの子供たちにレゴ(R)ブロック製品を届けることができた。
クリスチャンセンCEOコメント
パフォーマンスに非常に満足しています。2桁のトップラインの成長を達成し、昨年の例外的な成長を背景に、厳しい市場状況にもかかわらず、予想を超えて1年を迎えました。これは、関連するブランド、素晴らしく多様なポートフォリオ、刺激的なショッピング体験、そしてチームからの卓越した実行によるものです。
I am very satisfied with our performance. We achieved double digit top line growth and landed the year beyond expectations on the back of exceptional growth last year and despite challenging market conditions. This was due to our relevant brand, a fantastic, diverse portfolio, inspiring shopping experiences and outstanding execution from our teams.
戦略的イニシアチブへの投資
2022年、レゴ(R)グループは、小売チャネル、製品革新、オンラインと実店舗両方で自社及びパートナーの販売プラットフォーム、生産能力、デジタル化、持続可能性など戦略的イニシアチブへの投資を加速し続けた。
2022年には155店舗のレゴ(R)ブランドストアを新規出店し、店舗数は世界で合計904店舗となった。
工場も、ベトナムでカーボンニュートラルの工場建設に着手、アメリカのバージニア州にもカーボンニュートラルの工場を建設する計画を発表。
将来の世代にプラスの影響を与える
2022年、レゴ(R)グループは将来の世代にプラスの影響を与えるため、ビジネスと製品をより持続可能なものにするための取り組みを続けた。
- 製品に使用されていたビニール袋の紙袋移行を開始、2025年末までにより多くのパッケージをサステイナブルな素材にする目処がついた。
- 工場では廃棄物削減やエネルギー効率の向上、太陽エネルギーの生産と使用拡大に投資を続ける。
- 製品やマーケティング活動の表現を改善し、ジェンダーの固定観念を取り除くことを約束。
- レゴ(R)フレンズではより一層多様性を反映したキャラクターを導入しシリーズを再構築した。
- セーブザチルドレンやユニセフなどのパートナーとPlayプログラムを通じて980万人の子どもと家族にリーチすることができた。
クリスチャンセンCEOコメント
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