⚡2020年は大人レゴ(R)LEGO(R)元年！⚡
2020年に突如現れた大人向けのレゴ(R)LEGO(R)新製品「大人のレゴ(R)」シリーズは、初年度から約20点が投入されLEGO社の期待の大きさがうかがえる。
これまで大人向けのレゴ(R)LEGO(R)として発売されていた「クリエイター・エキスパート」ブランドは2020年発売の「10271フィアット500」を最後に廃止。
レゴ(R) (LEGO) クリエイター エキスパート フィアット500 10271
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大人レゴ(R)LEGO(R)ってなんなの？
大人のレゴ(R)LEGO(R)は箱に印刷されているわけではないので正式なブランド名ではなさそうだが、レゴ(R)は「大人のレゴ(R)」を新戦略として公式発表している。(参考URL：PRTIMES)
大人レゴ(R)LEGO(R)を簡単に説明すると次のようになる。
大人が喜ぶ題材をレゴ(R)製品化した対象年齢18歳以上の箱が黒い高額セット。
とにかく18歳以上対象のセットはすべて大人レゴ(R)LEGO(R)で、アイデアやテクニックなど既存のシリーズには関係なく条件が合えばどのシリーズの製品も大人レゴ(R)と呼んでOK。
べスピンの決闘やヘルメットのようにピース数が比較的少ない大人レゴ(R)LEGO(R)もあるが価格は割高。
🔥怒涛の大人レゴ(R)LEGO(R)投入
これまで大人レゴ(R)LEGO(R)相当だったクリエイター・エキスパートは大体年間5点ほどが投入されていたが、大人LEGO元年の2020年は前シリーズのクリエイター・エキスパートも含めるとなんと20点以上の大人レゴ(R)が投入された。
スターウォーズ、マーベル、ランボルギーニ、レゴ(R)アートなど版権物が多いがお化け屋敷やクリスマスセットなどオリジナル作品もある。
これまで大人レゴ(R)は全部クリエイター・エキスパートだったが、現在はテクニック、アーキテクチャー、アイデア、ノンジャンルなど大人レゴ(R)は複数のシリーズで製品化されている。
2020年発売大人のレゴ(R)新製品一覧
- 10270: 本屋さん(Bookshop)クリエイター・エキスパート
- 10271: フィアット500(FIAT500)クリエイター・エキスパート
- 10272: オールド・トラッフォード(Old Trafford-ManU)クリエイター・エキスパート
- 10273: お化け屋敷(Haunted House)
- 10275: クリスマス・エルフのクラブハウス(Elf Club House)
- 10277: クロコダイル電気機関車(Crocodile Locomotive)
- 21054: アーキテクチャー・ホワイトハウス(The White House)
- 21323: アイデア・グランドピアノ(Grand Piano)
- 31197: レゴ(R)アート・ウォーホル(Andy Warhol’s Marilyn Monroe)
- 31198: レゴ(R)アート・ビートルズ(The Beatles)
- 31199: レゴ(R)アート・アイアンマン(Marvel Studios Iron Man)
- 31200: レゴ(R)アート・シス(Star Wars The Sith)
- 42115: テクニック・ランボルギーニ(Lamborghini Sián FKP 37)
- 43179: ミッキー＆ミニー(Mickey Mouse and Minnie Mouse)
- 71374: ニンテンドー(Nintendo Entertainment System)
- 75274: タイファイターパイロット(TIE Fighter Pilot)
- 75275: Aウィング(A-wing Starfighter)
- 75276: ストームトルーパー(Stormtrooper)
- 75277: ボバフェット(Boba Fett)
- 75290: モス・アイズリー・カンティーナ(Mos Eisley Cantina)
- 75294: べスピンの決闘(Bespin Duel)
- 76161: バットウィング(1989 Batwing)
- 76165: アイアンマン(Iron Man)
💡こんな大人LEGOが欲しい！
大人レゴ(R)は機体やヘルメットなどひとつの物体をレゴ(R)で精巧に再現した版権セットが多いのだが、もっと異なるコンセプトの製品があっても良いのではないだろうか。
モス・アイズリーは遊び重視大人レゴ(R)
モス・アイズリー・カンティーナのように機体系とは異なるジオラマ系遊び重視の大人レゴ(R)は「マスター・ビルダー・シリーズ(MBS)」というブランド名が付されるが、このシリーズをもっと拡大してほしい。
レゴ(R)LEGO(R) スター・ウォーズ モス・アイズリー・カンティーナ 75290
遊び重視大人レゴ(R)
カンティーナの屋根を取り外すと、中には本物そっくりのディテールがいっぱい。ヒーローやごろつきバウンティハンター、異星人が登場する物語づくりを楽しみましょう。
🚓💨ポリスアクションセット
僕はアクション映画が好きなのでポリスアクションを豪快に再現した大人レゴ(R)がほしい。
スワットやFBIのバンや捜査官御用達の大型自動車「Chevy Suburban」数台、ポリスと泥棒のミニフィグ計20体ぐらい。犯人のアジトを急襲する設定のセットはこれまでのシティにもあった。
FBI御用達Chevy Suburban
Take a look at our Chevy Suburban's, … FBI looking right?! pic.twitter.com/XP0iBrEV4j
— Advantage Chauffeur Services (@AdvantageChauff) March 16, 2014
できれば僕が好きなニューヨークシティの有名な施設を舞台にしたガンファイトセットを希望したい。国連ビルやエンパイヤステートビルあたりは狙われやすくて良いかも。
建物の屋内1階ロビーもしくは周辺の道路を若干含めたエリアまでをセットのメインコンテンツとする。爆発する仕掛けも入れてほしい。
The color was back tonight on the Empire State Building, One Vanderbilt and Chrysler Building at sunset as the smokey haze in New York City seems to finally have cleared out #newyorkcity #nyc #newyork @empirestatebldg @one_vanderbilt #chryslerbuilding #sunset @agreatbigcity pic.twitter.com/FretihYgMN
— Gary Hershorn (@GaryHershorn) September 18, 2020
アクション俳優も採用しよう！
LEGO社においてレゴ(R)シティは現実とは切り離された妖精の国というような位置づけだろうから、シティシリーズにはこれまで版権物の車両や人物が登場することはなかった。
だがそろそろこのニュータイプ大人レゴ(R)であるポリスアクションセットはアクション映画とのコラボセットとして実在の俳優を登用してはどうだろうか？これまでもディズニー映画やスター・ウォーズでは実写から俳優をミニフィグ化している実績がある。
僕の希望を具体的に言うと敬愛するジェイソン・ステイサムやドウェイン・ジョンソンのミニフィグが欲しい。
ドウェイン・ジョンソンのあの肉体を表現するには特殊なパーツが必要かもしれないが、一番好きなジェイソン・ステイサムはすでに再現してある。
知らない人のために書くが下のツイートの一番右がステイサムで真ん中のボスっぽいのがドウェイン・ジョンソン。欲を言えば一番左のヴィン・ディーゼルも欲しい。全員ハゲ頭なので特徴を出すのが難しいかもしれない。
If you have a pass to call only two people in this Fast and Furious lineup to join you on a rescue mission, who are you calling? I'm going with Dwayne Johnson and Jason Statham. pic.twitter.com/dsXnRp8rxW
— Moverick (@moverick) September 23, 2020
無理なのはわかっているのだが
レゴ(R)はシティのポリスシリーズでも現代の武器はパーツ化しないので実現は不可能だろう。
アメリカのアクション映画ではFBI捜査官、警察、米軍特殊部隊が破壊活動を行うテロリストと緊張感あふれる銃撃戦で対決するのが定番なので、今のLEGOの方針では僕が考えるポリス大人レゴ(R)を製品化するのはやはり不可能。
あくまでも「大人のレゴ(R)」ということで少し方針を転換して武器も導入してくれたらありがたいが、これまでのレゴ(R)のブランドイメージを守るためにもそれは絶対にないだろう。
なんならLEGOとは異なるリアル大人レゴ(R)ブランドを立ち上げ、確実に大人しか買えないように販路を厳しく制限して発売する等LEGOグループの方針が変わればありがたいのだがそれも多分ない。
派手なアクションも可能
小さなセットでも下の画像のようなアクションレゴ(R)遊びができるが、もっと大規模アクションで遊びたい！確かに教育には良くないと思うが。
🛰️🌕宇宙全部入りセット
レゴ(R)アイデアはユーザーデザインを製品化して発売するシリーズだが、コンペでは宇宙関連デザインをよく見かける。
これまでサターンVロケット、はやぶさ、NASA女性科学者、マーズローバー、国際宇宙ステーション(ISS)などの宇宙関連セットが実際にアイデアから発売された。
アイデアはユニークな製品多数！
ディズニー、宇宙、潜水艦、ヴォルトロン、鳥、つり具屋、飛び出す絵本、トロン、NASAなどユニークな製品多数
アイデア以外にレゴ(R)自ら企画・発売した宇宙シリーズももちろんある。レゴ(R)シティ宇宙シリーズ、宇宙開発チームミニフィグ、月面着陸船、スペースシャトルなどが過去に発売された。
レゴ(R)もNASA関連はおおむね製品化を検討しているのだろうが、宇宙関連は人気テーマなのでアイデアコンペに質の高いデザインが随時登場する。自社で企画を練るよりもそちらを採用した方がLEGOグループにとって時間もコストも節約できると思う。
宇宙開発全部入りセットはどうだろう
アイデアの大人レゴ(R)としてメジャーな宇宙デザインたくさん入れた言わば「宇宙全部入り」のようなセットがあれば多少値が張っても買う人は多いと思う。
最近のアイデアコンペにはジェミニ宇宙船、ハッブル宇宙望遠鏡、NASA以外にスペースXやブルーオリジン関連機体もエントリーしている。
NASA以外はまだ時期尚早？
レゴ(R)は実在のロケットや飛行機などの機体系は、ブランドイメージを損なわないため製品化にあたり実機の安全性も考慮すると思う。
スペースXのロケットはレビューで落選した実績がある。Amazonのジェフ・ベゾス氏が設立したブルーオリジンの機体は2020年9月現在デザイン案ひとつがレビュー中だが製品化には至らないと思う。
レゴ(R)は新興宇宙企業は飛行実績が不十分なのでまだ製品化には早いと判断しているのではなかろうか。間違えないでほしいのは、この二社の機体はNASAに比べると実績が少ないだけで、決して安全性が低いという意味ではない。
ブルーオリジンのロケット
Jeff Bezos’ Blue Origin to Hit Rocket Recycling Record by Launching New Shepard for Seventh Time https://t.co/euUqOXnp0u pic.twitter.com/iYfUYq2VWV
— Andy Vermaut (@AndyVermaut) September 24, 2020
大きな物体が必要
大人レゴ(R)には核となる大きな物体が必要である！
メインの建物や機体がなく単にシーンを再現しただけの内容だとそこらのパーツをかき集めて容易に再現できてしまう。それだとプレミアム感に欠けファンはコレクター欲を十分に満たすことができない。
実際、2016年に発売されたプレイ重視の大人レゴ(R)「ホスの戦い」はファンの評価がいまいちだった。
ホスの戦い
ホスの戦いセットはスター・ウォーズの高額セット「アルティメット・コレクターシリーズ(UCS)」のひとつだったが核となる巨大な建物もしくは機体がなく、普通のスター・ウォーズセットを買い集めて遊んでるのと大差ないような製品だった。
大人レゴ(R)に必要なのはプレミアム感なのだ！
マスタービルダーシリーズ(MBS)
ホスセットの発売当時、機体系大人レゴ(R)のはずだったUCSの定義に関してファンから疑問の声が沸き上がった。
レゴ(R)もおそらくその意見を受け止めて2018年からはプレイ重視大人レゴ(R)には「マスタービルダーシリーズ(MBS)」というブランドを採用。
MBS第1号はクラウドシティ
MBS第1号は75222クラウドシティでプレイセット系だったが建物もわりとしっかりしており、いろんなパーツが分散していたホスの戦いに比べると格段にプレミアム感がある。
MBSはその後しばらく発売されなかったが2020年10月にようやく第2号のモス・アイズリー・カンティーナが発売。
レゴ(R)LEGO(R) スター・ウォーズ モス・アイズリー・カンティーナ 75290
プレイ重視大人レゴ(R)
カンティーナの屋根を取り外すと、中には本物そっくりのディテールがいっぱい。ヒーローやごろつきバウンティハンター、異星人が登場する物語づくりを楽しみましょう。
大人のレゴ(R)感想まとめ
宇宙全部入りセットはわからないが、僕が最初に提案したアクションセットが製品化されることはまずないだろう。万が一LEGOグループの方針が若干修正され警察や消防などシティの大人レゴ(R)が発売されたら客層が広がるとは思う。
だがレゴ(R)には子供用玩具のメーカーとしての歴史があり、暴力的な要素がある製品に手を出さないという方針は今後も変わらないだろう。
LEGOグループ内にも変革希望者がいる？
ただ、2020年は大人をターゲットにした「大人のレゴ(R)」を積極投入しており来年以降もこのスタイルは続くだろう。
それからほぼ100%軍用機として運用されているオスプレイも、反戦団体の抗議で発売が直前に中止されはしたが一応製品化までこぎつけた。
オスプレイ製品化にはLEGOグループ内にも間違いなく反対の声があっただろう。だが結果的には製品化推進の声の方が大きかったということになる。
これらの事実を踏まえると今までよりもさらに大人向けの大人レゴ(R)を作りたいと考える勢力がLEGOグループ内にも増えているのではなかろうか。今後のレゴ(R)新製品にも注目したい。
来年も大人レゴ(R)が楽しみだな！
2020年発売大人レゴ(R)人気作ピックアップ
2020年発売の「大人のレゴ(R)」約20点のうち特に人気のセットをピックアップ。
 | 10275 エルフのクラブハウス |  | |||
| 75290 モス・アイズリー・ カンティーナ |  | |||
 | 76161 バットウィング 1989 |  | |||
 | 10273 お化け屋敷 | | |||
 | 10277 クロコダイル電気機関車 | | |||
 | 21054 ホワイトハウス | | |||
 | 42115 ランボルギーニ シアンFKP 37 | | |||
 | 43179 ミッキーマウス＆ミニーマウス |  |
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