ペットボトルからレゴ(R)ブロックが作られる？
レゴ(R)が廃棄ペットボトルなどから新しい再生レゴ(R)ブロックを発表。社内の品質と安全要件をクリアした初めてのリサイクルブロック。
©LEGO Group
レゴ(R)グループは「2030年までにレゴ(R)の全てのパーツを持続可能な資源由来のプラスチックにする」という目標を2015年に発表。今回の試作品が最新の開発成果。過去3年間材料科学者やエンジニアが250以上のPETや他のプラスチック配合物をテストしてきた末に生産のめどがたった再生プラスチック使用のブロック。
特許出願中の材料配合により、PETの耐久性が向上しLEGOブロックに十分な強度を実現。特注の配合技術を使用してリサイクルされたPETと強化添加剤を組み合わせている。
©LEGO Group
1リットルのプラスチックペットボトルが2×4ブロック10個に相当する原料となるらしいので、わりと効率は良いのではないだろうか。
今後は試験的生産のパイロット生産段階に入るが、この段階の試験には少なくとも1年間は必要。再生レゴ(R)ブロックの量産化を達成して製品が市場に投入されるのはもう少し先になりそう。
これまではサトウキビ由来のプラスチックを利用したパーツがいくつかあったが強度や耐久性にやや難があるようで植物パーツに限られていた。
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