ステイサムも登場!レゴ(R)『10270 本屋さん』アクションレビュー

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『クライム系xレゴ(R)』レビュー

今回レビューしたのは毎年ひとつ発売される建物系大人レゴ(R)のモジュラービルディングシリーズ2020年版『10270 本屋さん』本屋棟と居住棟の二棟構成。

僕はクライム系映画が大好きなので、もしこの本屋がクライム系映画に登場したらどうなるかという点に注目しながら書きたい。

💡クライム系ってなんなの?

クライム系(犯罪捜査系)というのはFBIやNCISなどの捜査機関、NYPD、シカゴ警察などを題材にした(主にアメリカの)ドラマや映画で日本の刑事ドラマに相当する。

日本の刑事ドラマも好きだがアメリカのクライム系の方が段違いの迫力があっておもしろい。アクション映画の1ジャンルと言える。

断っておくがレゴ(R)はクライム系映画とも現実のクライムとも一切関係ない。

僕が個人的にクライム系ドラマやアクション映画、ジェイソン・ステイサムが好きすぎるので、レゴ(R)本屋のレビューも勝手にそれらと結び付けて書いているだけ。そこはお間違いないようお願いしたい。

本屋外観

向かって左の茶色の建物が製品名にもなっている本屋棟。

店舗正面の歩道には紺の三角タイルでモザイク装飾。大きな街路樹とワゴンセール風の本も取り付け。

この街路樹は樹皮が白く所々斑模様、そして葉の形からしてモデルはプラタナスが有力。背は高いがテクニックのピンとシリンダーパーツをつなげた頑丈な構造。ツイッターアイコンのようなかわいい青い鳥フィグも付属。

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ユニークなアーチ

中央入口の上の石のアーチは1×2角丸プレートをつなげた設計。MOC素人の僕にはとても勉強になるユニークな設計。雪合戦でもこういうの見た。

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本屋1階

16×16の建物1階には内装が充実。書棚、カウンター、カーブの階段、踊り場と2階への階段。この狭いスペースにかわいい家具をバランス良く配置するプロのデザインセンスはぜひ見習いたい。

ステイサムも登場!レゴ(R)『10270 本屋さん』アクションレビュー

カーブの階段は見た目と構造両方とも特に素晴らしく印象的で感動した。

普段買うのは低価格製品が多いので、たまに高額セットを買うと見たことがない要素が豊富で勉強になる。

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クライム系でよく見る店舗

本屋はクライム系ではポピュラーな業種ではない。

本屋はどんなポジション?

クライム系で本屋と言うと、犯罪組織やFBIに追われる主人公がシールズ時代にアフガンで共に戦った元上官が経営している小さな本屋という設定が良さそう。今回作った本屋も間違いなく個人経営の小さな店舗である。そして主人公がそこに助けを求めてやってくるストーリーを展開したい。

主人公は僕が敬愛するジェイソン・ステイサム。そして本屋経営の元上官にはシルベスター・スタローンをキャスティング。

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アクション定番は飲食店

アクションの舞台になる店舗と言えばレストラン。

クライム系に登場する犯罪組織はマフィア、中国マフィア、ロシアマフィア、イスラム系テロリストが多い。レストランはそれぞれの国や文化に結びつく専門店を怪しまれずに簡単にオープンできるので各組織が隠れ蓑として経営しやすいのだ。

飲食店では派手なアクションが可能

アクション映画のレストランでよくあるシーンと言えば、主人公が丸腰でそこへ乗り込み武器を持った相手をなぎ倒しながら戦闘を繰り広げるパターン。

テーブルをひっくりかえす、皿やグラスが派手に割れる、食器やガラスの破片など武器になる物が多い、と言ったアクションを盛り上げる要素が飲食店には豊富に揃っている。

 ステイサムのレストラン(暴力的)ファイトシーン@Safe

SAFE/セイフ (吹替版)

SAFE/セイフ (吹替版)

主演:ジェイソン・ステイサム

ニューヨーク。元市警の特命刑事だったルーク・ライトは、今はマイナーな総合格闘技のファイターにまで落ちぶれていた。八百長試合で誤って相手をKOしてしまった彼は、その試合で大損害を被ったロシアン・マフィアに妻を惨殺されてしまう。すべてを失い、飛び込み自殺をしようした時、少女が、妻を殺したロシア人の一団に追われているのを目撃する。

吹替版を見る字幕版を見る

本屋だと地味かも?

本屋だと戦闘で店内がめちゃくちゃになったとしても、食器が割れる飲食店に比べると破片が飛び散らないし音も少なく派手さがない。それに本を武器にして戦うというのはあまりイメージが良くない気もする。

本屋2階

店舗2階はソファー、照明、古時計のあるくつろぎの読書スペース。

2階にもカーブの階段があるが省スペースで本当に素晴らしいデザイン。

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ベランダもあるので2階は常連客が利用するエリアなのだと思う。

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主人公のくつろぎスペース

本屋のスタローンにかくまってもらっているステイサムもこのソファでゆっくり休むのである。

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追手が来たらどうする?

だが追手が数人で乗り込んできて戦闘になる。1階の店主はスタローンだからもう歳とは言えそう簡単には突破できないだろう。だが複数で来た場合は一人か二人は間違いなく二階へ到達する。

丸腰のステイサムは家具で応戦するが銃を所持している相手との戦闘は避けた方が良いと判断して階段で三階へ逃げる。

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本屋3階

店舗3階はベッドがひとつある屋根裏部屋。ペットのカメレオンの飼育ケースもある。

ベッドの装飾に黒いマイクパーツが使われているが、デジタル説明書だとこのマイクはてっぺんが金色に塗装されているパーツだった。だが製品写真でも黒だったから正解は黒なのだろう。

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3階は正面に薄いグレーのカーブタイルやマイクパーツなどで石の装飾を再現。そして屋根は大型スロープをふんだんに使用した高級屋根。色も落ち着いている。石の装飾も屋根もおとぎ話のようなかわいいデザインで素晴らしい!

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屋根裏部屋と言えば?

クライム系で屋根裏部屋と言えば潜伏場所か監禁場所のどちらかである場合が多い。

この本屋の場合は監禁場所ではなく逃亡中のステイサムが寝泊まりする隠れ家で間違いない。ここで敵組織に対する反撃の準備を進めるのである。

3階からの脱出方法を考える

敵がこの屋根裏部屋まで追ってきた場合はどのように脱出したら良いのだろうか。

はめ殺しの窓

この部屋の窓は開閉できないはめ殺しで窓枠も頑丈そう。

普通なら窓から脱出するのは難しいが、逃亡中の元シールズならいざという時のためにはめ殺しの窓を簡単に外せるような細工をしてあるはず。

だが窓を外せたとしても3階から地上に飛び降りるのは元シールズと言えども現実的ではない。壁を伝っていては時間もかかるしアクション映画の演出としては地味すぎる。

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街路樹に飛び移れ!

しかしこの建物は街路樹が3階の窓の目の前まで伸びているのでこれなら窓から木に飛び移ることができる。普通の人には難しいかもしれないが心身ともに鍛え抜かれたステイサムにとっては朝飯前。

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無事外へ出ることができた!

かっこいい3ポイントランディングをミニフィギュアで表現するのは難しい。

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敵との戦い

木の枝や幹を伝って一気に1階まで下りたら追手が待ち構えているがステイサムなら街路樹の柵を外して応戦できるはず。

柵の上部バー部分は黒いソーセージ。複雑ともシンプルとも言える画期的なデザインで自分にとっては勉強になった。

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次は居住棟へ進む。

建物外観

本屋の隣は居住棟で外観から判断するとヨーロッパよりもフルハウスの舞台となったサンフランシスコのペインテッドレディースにありそうな建物。地下1階地上2階建て。

緑色の壁やうろこ状の屋根のデザインがとてもおしゃれでかわいい。日本ではあまり見ないがヨーロッパやアメリカには実際にこういう建物も多いのかも。

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クライム系でのポジション

クライム系だとこのようなおしゃれな住宅は犯人のアジトと言うより、捜査官が家族と一緒に住む家というのがしっくりくるだろう。

必ず狙われる捜査官の家族

クライム系では(おそらく現実でも)犯人は捜査チームを出し抜くために必ず捜査官の家族を狙う。家族が狙われるのはクライム系ではメジャーな展開なので個人宅がストーリーの舞台になることも多い。

印象的なエクステリア

エクステリアで特に印象的だったのは途中で角度が変わっている階段、出窓の上の丸い屋根、ドアの上の番地表示の三角形。

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入口の階段

この建物には地下室があるので入口が地面よりも若干上にある。

ドアに通じる階段は途中で角度が変わっているのだが、手間ひまかかった気の利いたデザインで感動した。

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クライム系でもよく見る階段

クライム系ではよくアパートの前の階段に地元の不良がたむろしており捜査官が聞き込みに来る。

別のパターンは、引っ越してきた主人公の娘が座っていると、女子だと思って舐めた態度で近づいてきたいじめっ子グループが場所代を払えと脅す。しかし主人公の娘は予想外に強くていじめっ子が返り討ちに遭い泣きながら逃げる。

この建物はアパートではなく個人宅なのでそういうことはないかもしれないが、あまり治安が良くないエリアならばアパートでなくても十分あり得る。

丸い屋根

出窓の上の丸い屋根は大きな角丸パーツを並べて作るのだが、上のアーチ部分はカーブスロープを逆さに取り付けてあるユニークな設計。

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脱出に使えそう

建築素人の僕にはこのような丸い屋根が実際にあるのかどうかはわからないが、もしあるならどのような素材なのだろうか。

僕の想像では素材は鉄板で中が空洞というのが有力。

もしそうならジャッキー・チェンのように上の窓から飛び降りてもここに一度着地すればクッションになる。訓練を受けていない人間でも大けがをすることなく脱出が可能だろう。

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1階の花壇に着地すればケガは最小限で済む。

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番地表示の三角形

番地表示の三角形はスイブル(回転)プレートに取り付け、ちょうど良い角度で建物に固定。

そのままだとぶらぶらしそうだが左右の棒で動かないように固定されている。垂直に伸びた棒がついている特殊プレートだが見た目もおしゃれで実用的な素晴らしいデザイン。

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建物1階

本屋に比べるとシンプルな内装だが現代風の四角い暖炉、棚、テーブルなどがあるリビングルーム。

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敵が侵入してきたらどうする?

武器になりそうなものを手にしよう。

発砲など日常茶飯事のアメリカの捜査関係者でも、子供の教育に良くない等の理由で自宅では銃は限られた場所にしか置かないケースが多いようだ。奥さんや子供の中には銃に触ったことがない人もいるだろう。

裏口にもすでに敵が待ち伏せしている可能性もあるので、とりあえず武器としてティーポットを手に取り2階へ逃げるのが良さそう。

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二階寝室

二階は寝室で幅広のかわいい黄色のベッドとチェスト。チェストは引き出しの端が曲線で高級感のあるデザイン。チェストの上には電気スタンドと植木。

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どうにか助けを呼びたい

危機を乗り切るにはどうにか助けを呼びたいが、敵の偽装バンに積まれた装置で携帯電話が使用不能にされていることも十分あり得る。

携帯が使えないとすると窓から大声を出すのが良い。この窓はレゴ(R)では開閉不能だが現実では開けることができるタイプなはず。開けられない場合は割って助けを呼ぼう。

犯人グループが捜査官の家族を狙う場合は殺しではなく拉致が目的であることが多いから、外で待機する犯人グループのメンバーが銃を撃ってきたとしても威嚇射撃だろう。

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騒ぎが大きくなれば助かるチャンスが増える

この建物は隣に本屋があることから商業エリアの中かもしくはそれに近い場所に位置していると考えられる。

ならば周辺にも建物がいくつもあるだろうし夜でも起きている住民も少なくないはず。大声で叫び続ければ誰かに気づいてもらえる可能性は高い。

ステイサムとスタローンが気づくはず

少し経てば騒ぎに気付いたステイサムとスタローンがとなりの建物から助けに来てくれるだろう。

隣の家ならスタローンとは交流があることも考えられるが、この二人なら知り合いでなくても困っている人を放っておくことはできないはず。

ステイサムも登場!レゴ(R)『10270 本屋さん』アクションレビュー

ステイサムとスタローンの活躍により住民の安全は守られた!

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感想まとめ

僕も自作建物を作りたいのだが資金、技術、時間などの制約(主に技術)があるためなかなか進んでいない。今回作った本屋にはユニークな設計が多くいつか来るその日のために非常に良い勉強になった。

ステイサムやスタローンがレゴ(R)とコラボすることがあれば、アクションシーンとしては意外性のあるこの本屋をぜひ舞台に選んでほしい。

※タスクマスター、トルーパー、ステイサム、スタローンのミニフィグは本セットには付属していない。

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レゴ(R) (LEGO) クリエイター エキスパート 街の本屋 10270

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