レゴ(R)グループ傘下のオンラインマーケットプレイス及びデータベースサイト「BrickLink」が、2025年秋にレゴ(R)アカウントとの統合を実施。
レゴ(R)グループは2020年にBrickLinkを買収して以降、プラットフォームの改善を進めており、今回の統合はその一環。LEGO.comとBrickLink.comのログインが一本化されることで、ユーザーは今後、共通のアカウントで両サービスを利用できるようになる。
レゴ(R)アカウントをすでに持っている場合は、BrickLinkアカウントとの統合が可能になる。未作成の場合は、新規作成の上で統合手続きを行う必要がある。レゴ(R)Insidersプログラムが提供されている地域では、Insiders登録時にレゴ(R)アカウントが自動生成される。
今回の統合に伴い、BrickLink上のいくつかの機能や表示が変更される。特に影響が大きいのは以下の4点。
IDカード画像の廃止とアバター導入
従来のカスタムIDカード画像は、統合直前に削除され、標準画像に差し替えられる。新たに導入される「アバター」は、レゴ(R)ミニフィギュアと背景色の組み合わせによるプリセット画像。クラシックなBrickLinkプロフィール画像をベースとしたバージョンも含まれるという。
保存を希望する場合は、2025年秋までに画像をダウンロードする必要がある。今週中にはダウンロード機能が提供開始される見込み。
ユーザー名とストア名の扱い変更
統合後数か月以内に、レゴ(R)アカウントのニックネームがBrickLink上の公開ユーザー名として採用される予定。現在のユーザー名やストア名がレゴ(R)グループ側のガイドラインに適合しない場合、使用不可となる可能性がある。希望する名称を維持したい場合は、早めの変更が推奨されている。
利用規約とプライバシーポリシーの更新
データ管理の主体が「LEGO System A/S」となり、これに伴いプライバシーポリシーおよび利用規約が改定される。新規定の内容は、統合時期が近づき次第、対象ユーザーに対して個別に通知される。
ログイン方式の変更
すべてのユーザーがレゴ(R)アカウントを用いたログインに移行するため、現行のBrickLinkアカウント単体での利用はできなくなる。
なお、これらの変更に際し、ユーザーが即時に対応する必要はないが、レゴ(R)アカウントの取得と統合準備は早めに進めておくのが得策だ。
ブリックリンク創設25周年
BrickLinkは2025年で創設25周年を迎えており、この統合は節目の年における大規模なプラットフォーム刷新となる。レゴ(R)グループは「ユーザー体験の向上と未来への準備」を掲げており、今後の追加情報は今夏中に段階的に発表される予定。
今後、BrickLinkで取り扱われているパーツがレゴ(R)ショップ公式ストアで直接購入可能になるなど、より踏み込んだ統合が実施される可能性もある。新たな展開が明らかになり次第、改めて報告したい。
Bricklink LEGO® Account integration
ブリックリンク・デザイナー・プログラム
BrickLinkでは、ユーザーのオリジナル作品を商品化するクラウドファンディング企画「BrickLink Designer Program」を年4回開催しており、高い注目を集めている。世界中のビルダーから寄せられた力作の中から、さらに厳選された5作品のみが出品される方式で、レゴ(R)ブロックファンにとって見逃せないプロジェクトとなっている。
パーツの購入にはなじみがない人も、ぜひ一度ブリックリンク・デザイナー・プログラムをチェックしてみよう。同プロジェクトに関する最新情報はこちらで更新中。ブリックリンク・デザイナー・プログラム最新情報
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