ブリックリンク・デザイナー・プログラムがリニューアルスタート。
デザイナー・プログラムとは
ブリックリンク・デザイナー・プログラム(BDP)はレゴ(R)アイデアの製品化レビューで不合格となった作品を、クラウドファンディングでパッケージ化して販売する企画。
レゴ(R)グループのパーツ売買及びデータベースサイト『ブリックリンク』主催で2021年から始まった。
BDPがリニューアル
BDPは今後はユーザーから直接募集したデザインをクラウドファンディングでパッケージ化する方式に変更する。
リニューアル第一弾の『ブリックリンク・デザイナー・プログラム シリーズ1』が2023年2月1日からスタート。
BDPシリーズ1参加方法
BDPシリーズ1のおおまかな流れは、デザイン提出、ユーザー投票、運営チームによるレビュー、クラウドファンディングの順で実施される。
デザイン作成
作成期間：2022年12月9日～2023年2月
ブリックリンクのデザインアプリ『Studio』でデザインを作成
作品提出
提出期間：2023年2月1日～2月28日
提出期限は米国太平洋時間2023年2月28日昼12時まで。
過去にレゴ(R)アイデアで不合格となった作品も提出可能。版権要素は使用不可。
ユーザー投票
投票期間：2023年3月7日～3月31日
ブリックリンクのメンバーによる投票実施。全メンバーが投票可能。
ラウドファンディングにかけられる作品がこの投票で決定するわけではないが、投票結果は最終レビューでも重視される。
運営チームによる最終レビュー
レビュー期間：2023年4月～5月
運営チームが各作品をレビュー。
組み立て可能かどうか、版権の問題はないか、ユーザーの投票結果などの要素を検討してクラウドファンディングにかけられる作品を選出。
5作品発表
最終候補発表：2023年5月後半
クラウドファンディングにかけられる最終候補5作品を運営チームが発表。
選出された各作品のデザイナーと運営チームが連絡を取り、製品化に向けてのデザインの最終的な調整などを行う。
シリーズ1 クラウドファンディング
開催日程：2024年2月
5作品のクラウドファンディングを実施。予約数が3,000に達した作品はすべてパッケージ化される。
各作品の生産数上限は2万セット。ユーザーはそれぞれ2セットまで注文可能。
生産と出荷
期間：2024年夏から秋
クラウドファンディング終了後にパッケージ化が決定した作品の生産を開始。出荷までは約6ヶ月かかる予定。状況により遅れる場合もあり。
今後のBDP
今後のブリックリンク・デザイナー・プログラムは今回のシリーズ1と同じように、デザインをユーザーから直接募集する方式でシリーズ2以降も開催されると見られる。
レゴ(R)アイデアで開催されている通常のコンペと区別がつきにくい点もあるが、両者を差別化するためにレゴ(R)アイデアのコンペ運営方式にも変更が加えられるかもしれない。
例えば増えすぎたレゴ(R)アイデア製品化レビューエントリー数を制限するために、必要な得票数を引き上げるとか。
魅力的な作品多数
これまで三度開催されたブリックリンク・デザイナー・プログラムのうち日本への発送に対応した第2回と第3回ではスタッズでもひとつずつ作品を購入した。
第2回の水槽は商品が到着するまで約10ヶ月かかり、2022年6月に注文した第3回のダイナーは2022年12月現在まだ届いていない。
ブリックリンク・デザイナー・プログラムは祭りみたいなものなので、届いてくれればそれでOK！気長に待とう。
今回は『910015 動く水槽(Clockwork Aquarium)』をレビュー。ブリックリンクのセット動く水槽は通常のレゴ(R)セットとは異なり、レゴ(R)アイデア製品化レビューで不合格となった作品を『ブリックリ[…]
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