75927 Stygimoloch Breakout
2018年夏公開映画ジュラシックワールド/炎の王国のセット。スティギモロクの脱走がテーマ。スティギモロクというのは恐竜の属名。
ミニフィグと恐竜
ミニフィグ
ウー博士と守衛(ガード)の二体のミニフィグとスティギモロクフィグが付属。アクセサリーは恐竜の卵、コンピュータ、マグカップ、麻酔銃など。
ウー博士は白衣ではなく黒セーターにグレーの上着で左胸にはIDカードの印刷。顔は笑顔と不機嫌顔の両面印刷。科学者的な小道具が特にないのはちょっと寂しい。研究室があるけど。
ジュラシックワールド炎の王国セットのほとんどにモブキャラ(名無しの群集キャラ)の守衛ミニフィグが入っている。服装は紺色の制服に黒の業務用ベスト。ジュラシックワールドのマーク等は入っていないからオリジナル作品を作る時にも使い道があるかも。武器は麻酔銃。
恐竜:スティギモロク
スティギモロクは素晴らしい出来栄えで特に小さいトゲやくちばしなど頭部の成型が細かい。後頭部の角は一体成型ではなくて角パーツをさす。河童の皿みたいな部分も印象的。おそらくこの恐竜はこの皿で頭突きをするのだろう。胴体はほぼ全面に複雑な模様が印刷されている。
恐竜を閉じ込める囲いと研究室
研究室
恐竜は正面の上にスライドする扉から囲いの中に入る。グレーの格子扉は重厚で頑丈そうに見える。ツメの跡がついた黄色と黒の警告表示も現実的。この扉はいっぱいに開いても付属のスティギモロクにはちょっと低くて頭を下げないと通れない。
囲いは六つの柵パーツでできておりクリップでつながっている。横の警告標識を見る限りこの柵は電気柵のようだ。柵の上には滑り止め模様のある金属板のステッカーを貼る。縞鋼板という名前らしい。
囲いは狭くて中にいる恐竜は窮屈そうである。柵をつなげているクリップをはずした方が遊ぶ時は楽。
研究室
囲いの後ろ側にある壁は研究室と隣接していて二階には監視窓と照明がある。研究室には机と孵化器とコンピュータがある。カレンダーも恐竜。
このセットは恐竜の脱走がテーマなのでそのための仕掛けがある。研究室と囲いを隔てる格子壁は二つのスタッドのみで取り付けられているため恐竜の頭突きで簡単に吹き飛ぶ。
そして恐竜はこの囲いから脱走するのだ。脱走する際にはさらに研究室の机をひっくり返して机の後ろの窓を吹き飛ばすことができる仕組みもある。面白い。
感想まとめ
スティギモロクは成型も印刷も可動部もどれを取っても素晴らしい出来栄え。ミニフィグは研究者タイプがもう一人ぐらいいても良かった気もするが、このサイズのセットなら二体でも困りはしない。
研究室の破壊要素もおもしろく遊べる要素が多いセットである。恐竜やジュラシックワールドが好きな子供には絶対におすすめのセット。
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