75208 Yoda’s Hut
ルークが本格的なジェダイの訓練を積む重要なシーンの舞台となった惑星ダゴバのヨーダの小屋。ヨーダの小屋は前に製品化されてから10年以上が経つ。
ミニフィグとアクセサリー
ルークのダゴバでのトレーニングが製品化するのは2004年のXウィングセット以来である。その時に比べてルークのミニフィグはかなり洗練されており、くしゃくしゃの髪や薄茶の服装、目をつぶった瞑想顔などが映画に忠実に再現されている。
映画では訓練中に背中にヨーダを背負っていたのでこのセットでもヨーダを背負うためのリュックサックパーツがついている。だがヨーダはその上に立つので正直背負ってる感じではない。
2004年版にもヨーダを背負うためのパーツがついていたが、その時はヨーダが手で掴む方式だったので今作のパーツよりも背負ってる感じがした。背負うためのパーツに関しては前作の方が良かったと思う。
ヨーダはオリジナル三部作セットには長らく登場してない。ローブを着て茶色のベルト着用。首からネックレスのようにブリッスルをぶらさげている。これはパンフルートのような簡単な楽器だがよく印刷したと思う。芸が細かい。頭部ピースは正面はしわがあって後頭部は髪の毛の印刷。後頭部にももうちょっと素材感が欲しかったが全体的には悪くない。茶色の杖を持っている。
R2D2はスターウォーズセット頻出キャラの一人だが、このR2は沼で泥を被って汚れた印刷がされていてかなりユニーク。泥はねは頭にも胴体にもある。
ヨーダの小屋
ヨーダの小屋はグナールツリーの根元に建てられている。映画と若干デザインが違うが木やつるや泥壁など沼地の雰囲気は良く出ている。
このモデルは四つのエリアに分かれている。三つはヒンジでつながっていてもうひとつのジャンプ台は小屋の前か後ろにくっつける。左右に広がった部分は折りたたんで建物に統合することも可能。
このセットはヨーダの小屋という製品名だがルークのトレーニングを再現するのも重要なテーマである。トレーニングの再現として透明パーツを掴んだ逆立ち、透明柱パーツに載せた宙に浮いてる箱などがある。ルークがクラウドシティのビジョンを見るシーンである。
木の枝小屋から突き出ているがこれも遊び機能である。ルークが板パーツの上に立って糸の端を掴んでいる。前のテクニックレバーを押すとルークがジャンプして木の周りをぶらぶらする。これは単純だがよくできている。
小屋の中は小物が多くてミニフィグを置くスペースはほとんどない。ベッドやポットが吊るされた囲炉裏は映画に忠実。壁にはヨーダが照明替わりに使った透明黄色のグローイングクリスタルもある。部屋の真ん中のテーブルをどかすと床下に保管スペースがある。
各エリアを折りたたむと床面積が広くなってミニフィグを置くスペースが増える。ミニフィグで小屋の中のシーンを再現して遊ぶのに向いている。
感想まとめ
映画と比べて正確ではない部分もあるが沼地の雰囲気が良く出ている。泥だらけのR2D2やトレーニング服姿のルークなどのミニフィグも良い。最近は新シリーズからの製品が多いので旧作がテーマの製品は貴重である。スターウォーズファンならオリジナル三部作を嫌いな人はいないだろうし強力におすすめする。
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