75192 Millennium Falcon
レゴ(R)・スターウォーズ・アルティメットコレクターシリーズ(UCS)のミレニアムファルコンが登場。ピース数は7541とレゴ(R)歴代最多。発売時価格も約800ドルとこのレビューを書いている2018年5月現在でレゴ(R)史上最も高額なセットである。
箱が大きくて袋も多い
箱も通常の薄いタイプではなく立方体に近い形をしている。箱の大きさは53cmx46cmx38cmで重量は15キロ近い。
ピースは17個の袋に分けられており各袋には400ピース以上が含まれている。単体で400ピースと言えば5000円前後のセットになるがそれを17個連続で作るぐらいの気力と体力が必要なのである。
巨大なミレニアムファルコンの機体
最初にフレームを作ってそれに肉付けしていく感じで組み立てを進める。上述の通り袋は全部で17個あり一袋に400ピース以上が入っている。一袋作るのに最低一時間はかかる。
今回の75192は2007年版の10179よりもピース数が2000以上多いがどちらも全長84cmと完成品の大きさはほぼ同じ。2017年版の75192の方が全体的に丸みを帯びている(10179は角ばってる感じ)。ピース数が増えた分機体表面の機械感など細部の表現力は前作より上がっている。
完成品はかなりの重量がある。説明書の最後に書かれているが持ち上げる時は横ではなく下を持たなければ危険。大きいので他のスターウォーズセットのように片手で持って遊べる製品ではないが機体には細部にこだわったデザインの部屋がいくつかあり映画のシーンを再現して楽しむことはできる。
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ミレニアムファルコンのディテール(細部デザイン)
ファルコンの外側はゆるいパネルで覆われていて簡単に取り外すことができる。このパネルはテクニックピンで軽くはまっているだけでスタッドできっちりはめ込まれているわけではないので角度をつけて飾るのには向いてないかも。たとえば壁に垂直に飾るとか。
コックピットにはミニフィグ四人搭乗可能。
機体内部には部屋がいくつかある。リビングルーム、機械室、ポッド入り口など。
乗降用ハッチ(ランプ)もある。
ミレニアムファルコンのアンテナはオリジナル三部作版の丸型とシークエル三部作版の長方形型を交換することができる。二股部分の先端のトラクタービームプロジェクターにも新版ではパーツを取り付ける。スペックプレートも付属(ステッカー)。
ミニフィグとアクセサリー
このセットにはミニフィグが7体あるが、それ以外にBB8、鳥系生物のポーグとマイノックのフィグも付属している。
7体のうち4体はオリジナル三部作のレイア、ハンソロ、チューバッカ、C3POで、3体はシークエル三部作のレイ、フィン、老ハンソロ。アクセサリーはブラスターやチューバッカのボウキャスター。
定価で800ドルもするセットなんだからケチケチしないでルークとオビワンとランドもついでに入れてほしかった。テーマが帝国の逆襲とフォースの覚醒だから入らなかったのかも。
感想まとめ
7000ピースを超えるだけあって迫力は申し分ない。若いハンソロと老齢ハンソロのようにオリジナル三部作とシークエル三部作が混在している製品デザインもユニークである。全長80cm以上あるので事実上鑑賞専用モデルだろう。
スターウォーズ好きならミレニアムファルコンは最低でも一台は持っておきたいアイテムだろうから無理をしてでもこの最多ピースセットのファルコンを買うのもいいかもしれない。
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