75177 First Order Heavy Scout Walker
このヘビースカウトウォーカーには長い足がないから正直言ってウォーカーっぽくない。だがウォーカーと言うからには歩くような動きはあるだろう。
ミニフィグとアクセサリー
ハックス将軍はこのセットのミニフィグで唯一名のあるキャラクター。75104カイロレンのコマンダーシャトルにも入っているがあっちは帽子着用。今回は赤毛の髪ピースで顔の印刷は眉毛が吊りあがった厳しい表情。もみあげも印刷されている。服装は長いコートで足まで印刷されている。映画の中の通りの見た目。
全身白のフレームトルーパーはフォースの覚醒セットにも入っていたが最後のジェダイシリーズでもデザインは同じ。ヘルメットの造形が素晴らしく威圧感のある細いバイザーも好き。細いバイザーはまぶしい炎から目を守るのだろう。背中にはタンクをしょっているがこれは火炎放射器の燃料だと思う。
全身黒のファーストオーダー砲手は他のシーケルセットにも入っている。ここでは一体のみ付属なので砲手以外にウォーカーの操縦もしているのだと思う。このミニフィグはとにかく印刷がシンプル。ヘルメットはかっこいいがもう少し服の素材感でもあればもっと良かった。
反乱軍兵士は目だった特徴はないが逆に汎用性は高くいろんなシーンに組み込んで遊べる。ヘルメットにはアゴ保護具がついていないが黄色いバイザーはおしゃれ。胴体には細長いポケットが描かれている。女性だが腰のカーブがないから男性兵士の体としても使える。
ヘビースカウトウォーカー
このウォーカーは高さ20cmほどでウォーカーシリーズの中では低い方。足は曲がった状態で胴体にくっついており伸ばすことはできない。画像を見ると伸びそうな感じもするが実際は曲がったまま。
一応ウォーカーなので歩く動きをする。車体を前後に動かすと曲がったままの足がちょこちょこ動く。スターウォーズっぽくない虫みたいな動き。
車体の下のタイヤが四つあってそのおかげで前後にスムーズに動く。そしてタイヤに連動して足が動く仕組み。足は中のテクニックパーツのおかげでうまいことバラバラに動いて歩いてる感じがよく出てる。
頭部は足に比べると従来のウォーカーに近い。重装備で装甲も厚い。濃淡の異なるグレーパーツで素材感も出ている。ただし頭部は固定されていて動かすことはできない。上には小さいつまみがついててハッチを開けることができる。中にはミニフィグ二体を座らせられる。
両サイドのスプリングローディドシューターは台座が回って発射角度を変えられる。だがむき出しで目立ちすぎなのでスタッドシューターの方が良かったかも。遊ぶことを考えるとスプリングローディドシューターの方が圧倒的に楽しいが。
感想まとめ
最後のジェダイシリーズの中ではいまいちなセットだと思う。一応歩くのだが従来のウォーカーのゆったりとした歩きとは違うちょこまかした歩き方である。
ウーキーペディアによると映画最後のジェダイにも出ていないようだ。魅力がないから登場シーンがカットされたのかも。レゴ(R)で製品化が決まった時点ではおそらく映画に出る予定だったのだろう。
正直言ってあまり魅力は感じない。なにせ映画に出てこないから。それ以上にスマートなタイプが多い従来のウォーカーとはあまりに異なるずんぐりした外観がぱっとしない。ミニフィグも微妙だしよほどのスターウォーズ好き以外には特におすすめしようとは思わないセット。
もしまだウォーカーを持っていなければ75153AT-STウォーカーか75189ヘビーアサルトウォーカーをおすすめする。
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