70654 Dieselnaut
ピース数を1000を超える大型車両セット。
2018年7月からYouTubeで配信しているアニメニンジャゴー・シーズン9・ドラゴンハンター編のONIとドラゴンの世界で、ニンジャたちを追い詰めるドラゴンハンターの主力となる車両である。
ミニフィグとアクセサリー
ミニフィグは若いウー、ジェイ、ゼン、アイアン男爵、ヘビーメタル、マズル、スカルブレイカーの七体が付属。
武器はウーの刀、ジェイの鎖鎌、ゼンの弓矢と矢筒、アイアン男爵の杖、小刀、サイボーグアーム、ヘビーメタルのチェーンライフル、マズルの槍、スカルブレイカーの大鎌。
ドラゴンアーマーと石像
このセットにはドラゴンアーマー(金の甲冑)が全種類入っており石像に取り付けられている。ドラゴンヘルメット、ドラゴンの胸あて、ドラゴンの骨の刀、ドラゴンの盾。忍者と悪役は金の武器をめぐって争っているのである。敵に奪われないように守ろう。
ハンティング・デスストライカー
大きなタイヤとキャタピラで動く車両。全体的にちりばめられた牙が特徴。
運転席
車体前方の黒の丸パネルパーツはヒンジ開閉式で中は運転席。普通乗り物セットではキャノピー(運転席のガラス)は透明パーツが使われるのにこのパーツは黒いので運転手は外が見えないと思う。
運転席の後ろのスペース
運転席の後ろにはフタを開けるとミニフィグを置けるスペースがある。だがここの存在意義はいまいち不明。
フタをしめてる時は牙が内側を向いているのでミニフィグは中にいられない。牙がなかったとしてもミニフィグを収容できる広さはそもそもない。だから移動中に乗る場所でないのは明らか。
フタを開けた時だけここに来て下にいる敵を上から飛び道具で攻撃するためのスペースなのかも。デザイン時にネタに困って適当に作ったのではないかと勘ぐってしまう。
車体の両側と後方上
車体左側には回転砲台のスプリングローディドシューター。車体右側にはクレーン。このクレーンで金の鎧を掴んで強奪するのである。
車体後方上にもスプリングローディドシューターの回転砲台があり砲手役ミニフィグ用の座席付。この砲台はすぐ横のつまみを回して回転させる。
最後尾の牢屋部分と武器ラック
車体最後尾には牢屋が取り付けてある。牢屋の両側はヒンジオープンして中に捕らえた忍者を入れられる。
この牢屋部分は車体から取り外し可能だが取り外す意味があるのかなとも思う。危険な収容者の場合基地についたら外に出さないで牢屋を丸ごと運ぶのかも。この牢屋の奥には武器ラックがしまってあるのでスライドさせて取り出す。
デスストライカーの大きさは高さ18cm、長さ49cm、幅23cm。
感想まとめ
この車体は大きいがサスペンションは効いてないしステアリングもない。できればその辺の機能を入れてほしかった。
それから少し離れて見るとこの車体は前と後ろの半分ずつに分離しそうな形をしている(実際は分離できない)。この大きさなら前半分はキャタピラ車両で後ろ半分はタイヤ車両に分離して別々に戦えたらもっとおもしろかった。
だがキャタピラや大きなタイヤと多数の牙など子供が好きそうな悪者風デザインは素晴らしいと思う。
2018年8月26日追記:この車体は前後半分ずつに分離しそうだと記事投稿時に書いたのだが、アニメシーズン9ドラゴンハンター編第7話でなんとその通り分離した!やはり分離機能は導入すべきだった。
取り外し式の牢屋、スプリングローディドシューター、クレーン、ドラゴンアーマーの石像など遊べる要素も多い。忍者側の車両やドラゴンもあればより一層遊べるセットとなることは間違いない。
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