60186 Mining Heavy Driller
2018年マイニング(鉱山)シリーズの中型セット。ユニークな採掘車両と金鉱脈のセット。
ヘビードリル車
岩を破壊するための巨大ドリルが特徴。大きなタイヤは全地形対応で荒地でも行動可能。車体中央のマンホールのようなパーツは全部エンジンなのだと思う。ドリルを回すのに膨大なパワーが必要なのだろう。
この手の車両はニンジャゴーやスーパーヒーローだと前後に動かすのと一緒にドリルが回るというのが定番だが、この採掘車両は最後尾のつまみでドリルを回す。静止した状態でドリルで岩を崩すのだろうからそれが正解である。
金鉱脈とローダー
洞窟状の金鉱脈では岩肌にすでに金が露出している。ここにヘビードリル車のドリルをつっこんで回して思う存分金を採掘しよう。こんなに金が露出した鉱山など実際にはないだろうからレゴ(R)ならではの楽しみである。ここには光るクモもいる。
ローダーは掘り出した金をあつめて運ぶ車両である。小さい車両だが前にはブルドーザーのブレード、後ろにはダンプカーのバケツを装備。ブレードは上下左右に傾きバケツは上下に傾けることができる。ブレードで金を集めてバケツで運ぶのである。
分析設備
このセットには金を調べるための道具がある。分析器、コンピュータ、顕微鏡の三つである。さらに地質学者のミニフィグも入っている点が素晴らしい。
60184ゴールドハンターたちでは分析器が入っていたが学者がいなかった。60188採掘場では学者がいたが分析設備がなかった。分析設備と学者が入っているのはこのセットのみである。
ミニフィグとアクセサリー
鉱山作業者、運転手、地質学者の三体。三体とも胴体印刷は他のマイニングセットのミニフィグと共通。
マッチョ鉱山作業者はオレンジの袖なしシャツに紺色の足。ヘルメットは照明付。胴体は筋肉の印刷で顔には汗。ちょっと疲れた表情。
地質学者は水色シャツに白衣で足は紺に茶色い線。ストラップには薬品とガス検知器。IDカード所持。顔は青いゴーグルでヘルメットは髪の毛と一体成型。
運転手は背中に会社のロゴが印刷されている。IDカード所持。
組み立て式のスコップとダイナマイト置き場も付属。
感想まとめ
このセットの目玉はもちろん遊び要素たっぷりのドリル車なのだが、個人的には分析設備と学者ミニフィグが同時に入っている点を評価したい。他のセットではもったいぶって片方しか入っていなかったからだ。同時にいてこそ意味があると思う。
車両を走らせたり金を掘ったりして遊べるし研究設備と学者もついているし価格の割には幅広い遊びが可能なセットである。
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