60173 Mountain Arrest
山のポリスらしく崖の上の泥棒アジト急襲がテーマ。舞台はおそらく山の中。
ミニフィグとアクセサリー
ヘリコプターパイロット、現場担当警察官、女性泥棒、男性泥棒の四体。熊もいる。熊は立たせることも可能。
現場担当官はヘルメット、バイザー、チェストリグ(ポケットのついたベスト状のストラップ)着用で登山家風。個人的には正面のロープの印刷が細かくて好き。
ミニフィグの中で一番目立つのはなんといってもパンツ一丁の男である。たらいを風呂代わりにして外で体を洗っているのだがよくこんな設定思いつくなと感心する。さすがに全裸にするわけにはいかなかったらしくパンツだけ履いているデザイン。この男の髪型は後ろで束ねた長髪。
岩の上の小屋
岩の上に小屋が建っている。外で男が風呂に入っているのがとてもおもしろい。今までのシティでこんな設定は見たことがない。すぐ下には蜂の巣がくっついててそれを狙った熊に襲われそうになっているのも笑える。風呂には透明青の水パーツを入れる。
小屋は正面に扉と横には荷物を持ち上げるためのリフトがついている。小屋の裏側は部屋にではなく内装はなにもない。下の岩の裏がアジトの部屋でテーブル、地図、マグカップがある。
逃亡用の車両
逃亡用の赤いバギーは後ろに札束の入ったリュックを取り付けられる。残念なことにこの車は一人乗りなので女泥棒は一人で逃げるのである。お風呂中に急襲された男泥棒は裸のまま走って警察の追跡を振り切るしかない。
ヘリコプター
ヘリコプターは回転翼を二基装備した大型ヘリで頑丈な作り。機体の中央が開いているのでここにミニフィグを乗せられる。機体後部は開閉式ハッチの荷物室。
屋根の上に巻き取り式ウィンチがあるがこれは現実的ではない。隊員の降下やネットの引き上げなどに使う物だが現実では屋根の上にこの手のロープがついてることはない。できれば機体側面につけてほしかった。他のセットのヘリだとそういうのあったと思う。
ヘリの装備で一番目立つのは側面のネットシューターである。機体にはテクニックピンでくっついている。泥棒をネットで捕まえてウィンチで引き上げよう。
感想まとめ
なんといっても裸の泥棒がユニーク。お風呂中に熊と警察に急襲された不運な男。遊びがいのあるミニフィグだろう。
ヘリコプターにはネットシューターやウインチなど遊び機能もあるし泥棒の車両もついている。アジトを急襲して逃げるまで一連の行動を再現して遊べるセットである。
少し気になるのはヘリコプターは大きくて迫力があるのだが回転翼二基というのはどちらかというと貨物用だと思う。この状況だったらもっとスピード感のあるヘリの方が内容物として適切だったのではなかろうか。
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