60036 Arctic Base Camp
2014年シティ北極探検隊シリーズの大型セット。一面オレンジ色の基地である。
ミニフィグとアクセサリー
探検隊四名、パイロット、科学者、研究助手の七名が付属。
探検隊四名は全員もこもこ帽子にオレンジ服と青ズボンでほぼ同じ見た目。もう少し異なるデザインのミニフィグにした方が良かったと思う。科学者、パイロット、助手はユニーク。
ホッキョクグマは足と首が動くので立たせることも可能。ホッキョクグマの形は他のセットに出てくる茶色い熊と同じ。魚を咥えることができる。
個人的には基地そのものよりも注目なのが犬ぞり。シベリアンハスキー四頭がソリにつながれている。今までのレゴ(R)にはなかったタイプの原始的な乗り物でかなりかわいい。手で動かして遊んでも良いし飾ってるだけでも楽しめる。
ベースキャンプ建物
このセットの中心であるベースキャンプ建物は左右二棟の構成。左は列車の車両型で右は箱型の建物。
列車車両型の建物は研究室で室内には二台の液晶モニターと顕微鏡がある。調査対象の鉱物もあるがこれは他のセットで金塊にも使われている水晶っぽいパーツのグレー版。研究室は壁一面が大きく開く。研究室の前のベルトコンベアはつまみを回して動かせる。氷塊や道具類を運ぶと良いだろう。
箱型の建物は車庫兼休憩室。正面半分がスノーモービル収容スペース。後ろ半分は休憩スペースでテーブル、イス、ブラウン管テレビが置かれている。建物の両側が大きく開く。屋根にはパラボラアンテナとソーラーパネル。
ドリル車両
氷を砕く砕氷車両でキャタピラが特徴。車体本体に対してキャタピラが太すぎると思うが子供心を掴むにはこれだけ大げさなデザインの方がよさそう。
ドリルは実際に回転する。アームには関節があって角度を変えられる。運転台は回転式。キャタピラは裏に車体裏に車輪がついてるため動きがスムーズ。これは子供が動かして遊べる車両である。
ひとつ言うならドリルと交換可能なクレーンもついてたらもっと良かったと思う。掘り出した氷塊を動かすのに必要だと思うし。
ヘリコプターとスノーモービル
シンプルな小型のヘリだが荷物を吊り上げる巻き取り式ウィンチがついている。氷塊にフックやネットを取り付けるとヘリコプターで吊り上げることが可能。
スノーモービルはいろんな種類があるがこのセットに入っているのは前のソリが大きくて後ろ半分が貧弱すぎる。どこにエンジンが積まれているのかと心配してしまう。
感想まとめ
ミニフィグも小物も豊富で車両が三つと建物二棟。かなりもりだくさんに詰め込まれている。いろいろな状況を設定して子供が遊ぶのに向いている。ベース基地なので他の北極シリーズを持ってる人には北極隊員達のためにも特に必要なセットである。
個人的に欲しいと思ったのは隊員達の居住区。休憩スペースはあるがベッドなどが置かれた居住区があった方がリアルだったのになと思う。スノーモービルは外置きでいいから右側の建物を居住区にしてほしかった。
全体的には遊べる要素がたくさんあって子供が喜ぶセットだと言える。
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