60008 Museum Break-in
美術館泥棒と警察官の対決!2013年のシティは泥棒が活動するセットが増えそうな予感。シティの治安が若干低下気味のようである。
それほど高くないセットだが自動車2台とヘリコプター1台、メインの博物館とミニフィグ6体、かなり豪華でお得。
ミニフィグ
ミニフィグは警察官4体、泥棒2体の計6体が付属。全て頭部片面印刷。
警官は地上部隊3体の胴体が青いシャツに防弾チョッキを着た同じ印刷。そのうち二人がバイザー付ヘルメット、司令官風のミニフィグのみ野球帽。所持品は手錠、トランシーバー、懐中電灯など。ヘリコプターパイロットは伝統的な白いヘルメット。紺色のつなぎを着ており印刷はシンプル。
泥棒は一人が目の部分に穴が開いた布を巻き黒髪のヘアピース、もう一人はニット帽。所持品はバールと屋根からの侵入や逃亡に使用するロープ。スパイダーマンの糸と同じパーツ。
車両とヘリコプター
泥棒の車両はグレーと赤の色使い。目立ちたいのか隠れたいのかよくわからない。デザインはコンパクトなボックスタイプで頑丈な作り。車体後部に大きめの扉がついておりヒンジオープンで上方向に開く。盗んだものをどんどん入れよう。運転席のドアは開かない。
警察車両は2013年警察シリーズの特徴である白と濃紺の色使い。これまでの白ベースの警察車両に比べて高級感がある。横につかまり棒がついているので、消防士のように自動車の横につかまりステップに足を乗せることが可能。やや危険だが現場へ急行する際にはこのスタイルで緊張感を演出。
この車両には扉が屋根と後部の二箇所ついている。後部は全面がパネルになっておりヒンジオープンで上に開く。天井はグレーのツマミを持ちあげるとサンルーフ状態パカっと開く。運転席の屋根も簡単に外れるので内部へのアクセスはかなり良い。
ヘリコプターは運転席がヒンジオープンで上に開く。このヘリコプターは機体左側に取り付けられたライトブロックがかっこいい!後ろのスイッチを押すとサーチライトが光る!夜の追跡もばっちり!
美術館
美術館は内部は狭いが正面の姿は立派。階段から入口には赤いじゅうたんが敷かれ左右にギリシャ神殿風の柱、三角屋根も石造りの重厚な雰囲気が漂っている。三角屋根のガラス部分はヒンジオープン式。泥棒の侵入を簡単に許しそう。
装飾品は大きな時計や彫刻のマイクロフィグや、外には柱に取り付けられた幕を照らすようにスポットライトも設置されている。壁には犯人の侵入を助けるようにツタと、その下に取っ手が隠されている。扉は普通の片開きドアだがすこしでも高級感が増すように観音開きにしてほしかった。
美術館内部:展示品に金の皿、金の刀、金塊、絵画、宝石。宝石は保護ケースの中に設置。このぐらいの物量なら犯人二人で運びだせるだろう。
赤外線センサーがかっこいい!:入口の上には赤外線センサーにみたてたライトセーバーパーツを数本さしたアームがあり、普段は上に上がっているが下に降ろすことができる。下に降ろすとちょうどドアの前に赤外線が通る仕組み。ルパン三世みたいでいい!通報を受けた警察が自動車とヘリで現場に急行するのである。
感想まとめ
価格のわりにはかなり内容の濃いセット。乗り物3体、ミニフィグ6体、そしてメインの美術館。乗り物はデザインも大きさも文句なし。特にヘリのライトブロックがいい。
美術館はこぢんまりとしていますがデザインがおしゃれで作りもしっかりしている。赤外線センサーは初めてみたかも。なかなか良いアイディア。付属品が多いので子供もかなり遊べると思う。おすすめ。
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