完成イメージ
レゴ(R)セット 製品情報
21041 Great Wall of China
アーキテクチャーシリーズではいわゆるひとつの建物をレゴ(R)化することが多かったが、万里の長城は建造物というより風景を切り取った内容である。今までにないパターンだが今後この手の製品が増えるのかも。
万里の長城
他のアーキテクチャーセットと同じく箱はフタ式で説明書にはその建造物の情報が書かれている。このセットでは英語と中国語で読むことができる。
長城部分を組み立てる前に周りの地形を先に作る。このセットに含まれているパーツは長城のクリーム色より周りの地形の深緑の方が多いぐらい。
長城部分は狭い場所に無理やりのっけていく感じ。遠目で見ると良い出来だが近くで見ると隙間も目立つ。地形部分は色も良いし地面ぽい雰囲気が出ていると思う。
一般的なアーキテクチャーシリーズは組み立てに苦労する場合も多いが万里の長城は組み立ても容易である。
複数セットを接続できる
この万里の長城は複数セットを横につないで長城を伸ばすことができるのが一番の特徴。上から見ると長城部分は基礎板の真ん中に位置しているのだがこれは複数セットをつなぎやすくするためだろう。基礎板も複数セットをつなげられるように両端の縁パーツがはずれるようになっている。
大きさは高さ12cm、幅27cm、奥行き9cm。
感想まとめ
通路と小塔という万里の長城の最低限の構築物がうまくモデル化されている。だがこのセットは単体だと他のアーキテクチャーセットに比べてシンプルすぎる感がある。はなから複数のセットをつなげて楽しむ前提なのだろう。たしかにいくつもつなげて飾れば壮大かもしれない。
万里の長城はおそらく成長著しい中国市場で売れる製品を作りたかったのだと思う。昔は帝国ホテルのような日本向けセットもあったが今や目を向けるのは中国である。
正直なところ中国以外の国で売れるとは思えないが中国だけで売れればLEGOグループとしては問題ないのかも。
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