レゴ(R)グループが2021年の年次決算発表:売上及び収益は大幅増

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2022年3月8日にレゴ(R)グループが2021年の年次決算を発表。大きな成長を遂げた前年から再び力強い成長を示した。公式発表(英語)

2021年のレゴ(R)グループ各数値

売上高は前年比27%増、純利益は34%増を達成。

  • 売上高:553億デンマーククローネ(約9,370億円)
  • 営業利益:170億デンマーククローネ(約2,880億円)

発表によると2021年に最も売れた5つのテーマはスター・ウォーズやハリー・ポッターなど版権物、定番のシティ、高額セットが多いクリエイターエキスパートとテクニック。

LEGOグループが2021年の年次決算発表:売上及び収益は大幅増

クリエイターエキスパート復活?

クリエイターエキスパートという名称は2020年に廃止されたはずだが今回の発表でカテゴリーのひとつとして使用された。

クリエイターエキスパート廃止当初はコレクションという呼び名に変わるとも言われていたが浸透せず。

2020年5月13日の発表

LEGOグループが2021年の年次決算発表:売上及び収益は大幅増

『大人レゴ(R)』はアイデアやテクニックなど旧クリエイターエキスパート以外の大人向け製品も含む総称なのでそもそもポジションが違う。

クリエイターエキスパートは今でもレゴ(R)公式サイトでも使用されており、ファンが納得する別の呼称がないのでしばらくこのまま使われそう。

ネットと実店舗

ネット販売は自社及び販売店合わせて二けたの伸びを示し前年からさらに拡大。

レゴ(R)ストア実店舗は165店舗を新規オープン。そのうち90店舗が中国。2021年末のレゴ(R)ストア実店舗数は全世界で832となった。2022年も新規出店は積極的に継続。

その他注目点

その他以下についても併せて発表。

  • 生産能力の拡大:ベトナムに10億米ドル(約1,160億円)規模の工場建設予定。レゴ(R)初のカーボンニュートラル工場。
  • デジタル強化:説明書アプリ、レゴ(R)ライフなどデジタルとフィジカルを融合させた遊び環境を強化する体制を整えた。
  • 環境保護:2022年半ばから箱の中のビニール袋がサステイナブルパッケージ(紙袋?)に順次切り替わる予定。
  • キッズ支援:キッズが遊びを通して学ぶ支援を継続。LEGOグループの25%を所有するレゴ(R)財団は今後28億デンマーククローネ(約475億円)をキッズ支援各プログラムに寄付する予定。
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