製品番号 | 10246 |
テーマ | レゴ(R)アーキテクチャー |
サブテーマ | 建物 |
発売年 | 2015 |
発売日 | |
公式発売価格 | $159.99 |
ピース数 | 2262 |
推奨対象年齢 | |
組立説明書 | レゴ(R)公式サイト |
パーツ一覧 | BrickLink |
完成イメージ
レゴ(R)セット 10246 製品情報
10246 Detective’s Office / $159.99
2015年モジュラービルディングセットの探偵事務所。このセットは建物の外観もヨーロッパというよりはアメリカ風だがセットのテーマもアメリカ禁酒法時代である。その時代ならではの仕掛けもある。
建物は二棟に分かれている。セット名が探偵事務所だが探偵事務所は正面左の建物の一室にすぎない。
建物一階
一階はビリヤード場と散髪店。外には新聞販売機、街路樹、街灯などがある。散髪屋とビリヤード場はくっついておらず間に通路がある。
ビリヤード場は入り口の横のボールジョイントで固定された装飾柱がおしゃれ。窓には「THE HIGHLANDER」と書かれているがこれはステッカーではなく印刷。このセットにはステッカーは入っていない。店内にはビリヤード台、キュー置き場、ダーツの的、トロフィー、コーヒーテーブル、天井ファンなどがある。
散髪店には洗面台、イス、かつら、キャビネット、鏡、階段などがある。看板も組み立て式でAL’Sと書いてある。かつらは外に向けて飾られているがそういう散髪店は少なくとも日本では見たことがないがユニーク。
禁制品を運ぶ秘密のルート
一階には禁酒法時代ならではの仕掛けがある。簡単に書くと散髪屋の裏に禁制品の酒樽を目立たぬように店内に入れる小窓がある。散髪屋とビリヤード場の間の通路の下に秘密のトンネルがあって酒樽はそのトンネルを通ってビリヤード場に運ばれる。
ただしこのセットでは樽の中に入ってるのは酒ではなくクッキーである。ここはクッキーが禁止されている世界なのだ。禁制品持込について映像で説明(当該箇所のみ再生)。
建物二階
二階はエース・ブリックマン私立探偵事務所とトイレがあって双方は廊下でつながっている。事務所内には机、キャビネット、金庫、帽子掛けがあって。壁には絵の裏に隠し保管庫がある。トイレは部屋の角にあって手洗い場もあるがとにかく狭い。
二階にはバルコニーがあるがここに入るには窓を通るしかない。壁にはしごが掛けられていてレバーをはずすと下に落ちる。ここは火災時に建物から逃げるための避難通路なのだろう。
建物三階と屋上
三階は青い建物のみで茶色の建物は屋上になっている。青い建物の中はキッチンになっていて禁制品のクッキーがここで製造されている。屋上には木製っぽい貯水タンクがある。屋根の縁の装飾がどちらの建物も細かくて美しい。この階にも避難用バルコニーがある。
ミニフィグとアクセサリー
モジュラーセットのミニフィグは常にシンプル。顔はクラシックスタイルのスマイル顔。なのでミニフィグ目的でこのシリーズを買う人はほとんどいないだろう。だがミニフィグがいないと活気がないから絶対に必要な存在である。
探偵事務所には六体が付属。女性警官(髪の毛と帽子両方付)、私立探偵エース・ブリックマン(グレージャケット・虫眼鏡)、ビリヤード客(ニット帽・キューを持ってる)、散髪屋のアル(縞シャツ・蝶ネクタイ)、探偵事務所の女性客(赤い服)、ダーツ客(黒髪・青ジャケット・ダーツを持ってる)。探偵と警官が協力して悪者を捕まえるのかも。
感想まとめ
単なる探偵事務所ではなく禁酒法時代という設定がとてもユニーク。レゴ(R)もファンを楽しませるためにいろいろ考えてるんだなと感心した。
禁制品を運ぶための秘密のトンネルなど遊べる要素もあるが基本的には飾って楽しむ作品だろう。モジュラーシリーズに遊びは元々期待はしていないが。
モジュラービルディングの中では外観もテーマもユニークで内装も凝っているのでぜひ入手しておきたいセットである。
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