完成イメージ
レゴ(R)セット 製品情報
2013年後半大型シリーズ。クリエイターエキスパートシリーズ10234シドニーオペラハウスがシカゴのイベントで正式発表された。2013年9月発売予定。
価格は米国319.99ドル(約30,000円)、279.99ユーロ(約35,000円)、249.99英ポンド(約37,000円)。ピースあたりで見れば割安と言ってもよい価格設定。
歴代10位のブロック数
ブロック数2989ピースは自由の女神を抜いて歴代10位の多さ。個人的にはもう少し多いと予想していたが3000ピース未満に収まっている。
全体のサイズは高さ28cm x 幅63cm x 奥行38cmと迫力充分な大きさ。2倍のピース数を誇る歴代1位のタージマハルや第6位エッフェル塔の箱物系大型セットに比べても遜色ない。デザイン的には個人の趣味もあるが上位2作品よりも複雑で楽しめると思う。
参考記事:
»レゴ(R)ブロック史に輝くピース数が多い大型セットランキング:第1位から第5位
»レゴ(R)ブロック史に輝くピース数が多い大型セットランキング:第6位から第10位
レゴ(R)公式説明文スタッズ訳:
20世紀を代表する建築物シドニーオペラハウス。貝殻のような独特な形状をした屋根のラインや水際ウォーターフロントのデザインなど、オーストラリアで最も有名な建築物を高い精度で再現。複雑なデザインを組み上げるために新しいアドバンスビルディングテクニックを採用し、角度のついた壁面などの細部にこだわった本物のオペラハウスの微妙なデザインも再現。1x1x2/3や1x2x2/3スロープなどダークタン色のブロック(土台部分)、初登場の48×48大型青色基礎板など珍しいブロックが付属。
・ユネスコ世界遺産を作ろう!
・ダークタンブロック(日焼け色)、タイル、スロープなど珍しいパーツが付属!
・初登場!48×48スタッドの青色の大型基礎板(ベースプレート)
・頑丈な作りでモデル組み立て後の移動も簡単!
・複雑な角度のある壁面などの組み立てにアドバンスビルディングテクニック採用!
・大きさは高さ28cm x 幅63cm x 奥行38cm!
デザイナービデオ(冒頭音量注意)
デザイナーによるとこのセットはシドニーオペラハウスで最も重要なポイントである複雑な曲線の再現に非常に苦労をし、これまでのプロジェクトで最も難易度が高かったとのこと。
モジュラー組立で作業を効率化し同時に頑丈さも実現
複雑に見えるデザインだが組み立てはエリアごとに分かれて行いそれぞれをつなぐモジュラー方式。ビデオを見るとわかるが大きなエリア同士の接続には鉄骨のようなアーム部品があるため持ち上げても頑丈。ねじれて崩れることはない。
新型・新色ブロックの導入
このセットではオペラハウスの土台に日焼けをしたようなダークタン色のブロックが使われている。LEGOグループはこの色のブロックを強力押ししているので、実物に近づけてより高級感を出すために導入された新色と思われる。また、ウォーターフロント再現のため青色の基礎板(ベースプレート)が採用されているが、青色ではこれまでなかった48×48スタッドの大型仕様を初採用。
2012年発売のアーキテクチャー版シドニーオペラハウス
シドニーオペラハウスは2012年にアーキテクチャーシリーズからも発売されている。それでもなお今回クリエイターエキスパートシリーズから別バージョンで発売されるのである。
あくまでも個人的な感想だが、アーキテクチャーシリーズはセットによっては内容が貧相すぎる場合がある。270ピース40ドルの21012オペラハウスは少ない部品でよくデザインされていたとは思うが、高さ11cmx幅15cmx奥行6cmと大きさは不十分だった(大きければいいというわけではないが)。観光地のみやげ物コーナーで売られているミニチュアのような大きさである。LEGOグループ内にもクオリティに納得できない人が多かったのではなかろうか。
今回の10234シドニーオペラハウスはレゴ(R)ストア限定商品になる可能性があるので欲しい方はプレミア価格化前にレゴ(R)ストアにて早めの確保をおすすめ。9月発売とのことなので10236のイウォークビレッジと同じく9月1日から出荷開始との予想。
フォローして最新情報をキャッチ
スタッズではXやYouTubeでもレゴ(R)ブロック、ホビー、エンタメ、ショッピング最新情報を配信しています。
各ショップでチェック
- LEGO and the LEGO logo are trademarks of the LEGO Group.(C) 2024 The LEGO Group.